阪急4050形救援車、衝突脱線事故でも動かず…

2020年11月23日に六甲駅〜御影駅で起きた、自動車との衝突・脱線事故。そういえば4050形救援車があったのを思い出し、西宮車庫に向かうと…明らかに動く気の無いというか、既に用済みの4050形が…


はい、ということで西宮車庫の南東端です。衝突脱線事故という一大事に、Twitterで「いよいよ4050形の出番じゃないのか」的なものを見たので、仕事帰りに寄って見ました。

とはいえきっといるだろうな、と思っていたんですけどね。

案の定、変わらず車庫内に鎮座しておられました。

…いや、変わらずではない!?

おおっ!前のドアが開いてるじゃーん!

しかも…

側面のドアも開け放たれているようです。

結果として…

こんな↑感じで向こうの車両が見通せるように。

ちなみに隣の車両は、悲運のニート車両こと8200系。

次の朝も運転見合わせが続いて10両運転が中止されたので、ニートの並びは翌々朝まで続くことになりました。

線路側から見た海側の側面。


ちょうどいいところに蛍光灯があって、4050の車番が浮かび上がっていました。

せっかくドアが開いているので…

車内覗き見。



スマホしかなかったので奥が見にくいのが残念ですが、致し方無し。僕には貴重な、4050の車内写真です。

車庫の駅側はがらんどう。

4050形は動力のない制御付随車で、出動の際は通常の編成と繋いで走ることとなるそうですが、牽くなり押すなりする変遷はなく。

Twitterの目撃談によると、事故発生しばらくして、フォークリフトで車内から機材を取り出していたそうな。

うーん、そうなるとコイツって、車輪の付いた車庫じゃない…確かに既に車籍はないという説もあるけど…

じゃあ、なんで解体されずに残されてるんだろう…不思議…

ご覧いただきありがとうございました。


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