湘南新宿ラインで吹上行きが運転されたのを見る

2021年12月3日の話ですが、湘南新宿ラインのダイヤ乱れで、吹上駅行きが運転されるのを見たというお話です。


長らく関西にいたため、宝殿行きや英賀保行きはたまに見たのですが、関東のこの類は引越してから初めて見ました。

この日は(この日も)湘南新宿ラインは遅れており、たまたま仕事前に駒込で撮影していたのですが、ふと列車位置情報を見ると、「吹上」なる見慣れない行き先の列車があるのを発見。

籠原行きが大幅遅れの際に、少し手前の吹上折り返しとなることがあるんですね。JR西日本でその手のをたまに見ました。関西では甲子園口に住んでいましたが、大幅遅れの際や台風の際などに、大阪からくる列車の折返し駅になることがよくあるため、最寄りまではたどり着ける、というパターンで何度も助かりました。関西は関東よりも振替開始するのが遅い上に振替対象範囲が狭いので(大阪環状線の振替対象が大阪メトロだけ、ということも)、最寄駅に着けることがイザというときに大きな意味を持つと思うのです。

つまり、もし大宮方面の通勤する人で鴻巣より南に住めないなら、次の候補地は吹上だよ、ということ…(常に車の迎えやタクシー利用ができる人は別)

さて吹上行きに戻ります。

Wikipediaには列車の行き先表示は「吹上」が表示されないとありますが、駅の案内は入ってるらしいので、せっかくだから池袋へ。




おー、たしかに吹上と表示されています。非常ということなのか、色が変わっています。また、なぜか「高崎線」の案内はなく、湘南新宿ラインとしての案内も英語表記だけ。謎。

こんどは跨線橋の案内です。こちらはLEDとLCDが両方あります。


アルファベットの「FUKIAGE」は、なぜ色も書体も違うんでしょうね?


LCDだとLEDのような特異な表示ではないですね。

で、いよいよ問題の列車なわけですが…

たしかに本来の行き先である「籠原」表示のままやってきました。

駅の自動放送なども対応していて「吹上」と連呼しているのに、来た列車の表示が違うと混乱する人もいるんじゃないかと思うんですが、まあいろいろあるんでしょうかね。

これはこれで、面白い出来事でした。

ご覧いただきありがとうございました。


↑ページトップに戻る



%d人のブロガーが「いいね」をつけました。