日吉駅でポイント故障、東急新横浜線で一部運休…新横浜駅での様子

3月26日(日)の日吉駅でのポイント故障。東横線からの直通だけ運休、目黒線からの列車はほぼ平常通りという変則運用に。新横浜駅でも、普段と異なる運用になっていました。その様子です。


日吉駅でポイント故障、東急新横浜線で一部運休…武蔵小杉駅での様子

のつづきです。

武蔵小杉駅で折り返しになる直通列車を見たあとは、新綱島に立ち寄りつつ新横浜駅へ。

すると、まず乗ってきた新横浜行きが、通常折り返しに使われる中線(2・3番線)ではなく、1番線に入線。そのまま折り返し目黒線直通急行に。

↑1番線からの上り列車

そして、反対側の4番線には始発の湘南台行きが停車しており、相鉄へはそちらに乗り換えるように案内。

↑↓相鉄から来て4番線で折り返し相鉄に戻っていく東急車

4番線発の東急車・新横浜始発湘南台行きにはマニア以外も珍しさからか撮影する人が。

つまり、相鉄側からは日中は目黒線直通と東横線直通が交互に運行されていますが、後者が新横浜折り返しとなっていました。てっきり運休で相鉄新横浜線は30分おきに減るのかと思いきや、ちゃんと15分おきを維持してたんですね。

そうなると、1番線と4番線が折り返し列車がいるわけで、目黒線と相鉄との直通列車はどうなるのかというと…

↑下り・上り↓

上下線とも中線を使用!

結果として、通常なら日中は
・1番線:東急→相鉄直通列車
・2・3番線:東急折り返し列車
・4番線:相鉄→東急直通列車
なのが、この日は

・1番線:東急折り返し列車
・2・3番線:東急→相鉄直通列車、相鉄→東急直通列車
・4番線:相鉄折り返し列車
という状況に。

↑4番線の湘南台行きと上り直通列車

初期の岩本町駅の急行通過を思いだしました。

停車時間長いのに、上手く行き違うもんだな…ダイヤの妙を感じます。

なお、東急→相鉄直通は2番線、相鉄→東急直通は3番線のみドア扱いです。

その結果、

↑1番線の折り返し急行赤羽岩淵行きと2番線の海老名行き

とか

↑4番線の折り返し湘南台行きと3番線の急行西高島平行き(どっちも開業記念HM)

みたいなことに。

しかし、問題も。

普段と発車するホームが違う列車がある
&
同じ方面でも列車によってホームが変わる
&
ホームの案内と異なる行き先の列車が発車する

ということで、右往左往する乗客&待ちぼうけする乗客が多発

↑のタイミングでは、1番線に始発の赤羽岩淵行き、2番線に直通の海老名行きが停車していたのですが、3・4番線ホームにはこんなに客が。

西高島平行きや湘南台行きを待ってた人もいたかもしれませんが…

両ホームや改札階などでは駅員さんがずっとマイク放送してたんですけどね。放送は聞いてない人がけっこういるんでしょう。

↑いちおう案内ではイレギュラーなホームからの発車は番線表示が白になるらしいことに気付きましたが…こんなの誰も気にしないような…

ハッキリ言えば、不親切な部分が多い。

それにしてもなんでこんな不親切なことになるかといえば、東急折り返しが1番線、相鉄折り返しが4番線と、本来とは異なるホームから発車するから。

逆にして、東急折り返しが4番線、相鉄折り返しが1番線なら、客の混乱も最小限にできるはず。

ところが、そうもいかない事情があるようで。

というのも、新横浜駅の東急側はシーサスがある一方で、相鉄側は4番線→下り線の片渡りしかないんですね。

↑4番線から片渡り線を通る湘南台行き

だから相鉄方面の列車は2・3番線か4番線からしか発車できない。

うーん、なぜこういう構造になったのでしょうか…羽沢横浜国大に向けて下り+その先にカーブという地形的な制約?1番線に入れるようにすると訓練が必要だからとか?

理由は知る由も無いですが。ポイントの増設などは無理でしょう。

前項で書いた武蔵小杉からの目黒線乗り入れなども元住吉か日吉の東横線のトラブルというレア事情で対応は難しいかもしれません。(とはいえ東海道線は茅ヶ崎上りの人身事故という限られたケースで、茅ヶ崎だけ貨物線迂回という驚きの柔軟性を見せましたが…)

とはいえ、この相直は運休がたびたびあるでしょうから、少なくとも何らかの改善の余地がある、特に案内面での改善は必要性が高いように感じました。

例えば、両ホームへの階段・エスカレーターへと分かれる踊り場となる階に、次の発車がどちらからかを示す大きな矢印があればそれで良いのでは…手書きでも。

異常時だけ、↓のディスプレイを次の列車に絞るとか…

ということで、何らかの対応が欲しいな…と思った次第です。

ご覧いただきありがとうございました。


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