建設中の宇都宮LRTを探訪(その3:ほぼ完成していた鬼怒川橋梁)

まもなく開業の宇都宮LRTことライトライン。2年前の夏、まだまだ建設途中の路線を探訪しました。鬼怒川橋梁はほぼ完成。そして、LRTならではの線形を目の当たりにして興奮しました。

2021年7月、建設中の宇都宮ライトラインの様子(その1:宇都宮駅~ベルモール)
建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その2:車両基地付近の新車)
■建設中の宇都宮LRTを探訪(その3:ほぼ完成していた鬼怒川橋梁)
建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その4:唯一のトンネル建設現場とお立ち台)
建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その5:やっと電停が!そしてついにアレが!)
建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その6:クセが強すぎる緩急接続設備!)
■その7


車両基地をで納入されたばかりの第一編成を見て、鬼怒川を渡る橋梁が見えてきたところからの続きです。

橋はかなりできているように見えます。

そうなると、じっくり見たい。

堤防には道路がありますが、堤防に上がれる場所が無さそうなので、迂回。

手頃な路肩に停めて、さあ堤防へ!

おお、やなり橋は出来上がってるようです。

下野新聞によると、この7月に両岸が繋がったばかりで、線路など軌道設備を除く橋としての完成は11月だったようです。なんでもレインボーブリッジと同じ工法だとか。それは、すごいの…?

まだ光沢のあるコンクリート橋がカッコいいわけですが、奥を望遠で見ると…

おい…なんか向こう岸の奥がすごいことになってね…??なにあのアップダウンは…

↓は帰り道に鬼怒通りから撮影した橋梁です。

ちなみに↓は宇都宮駅側のアプローチ部分。車はいっぱいありますが、日曜なので休工日です。

堤防を越えるため、けっこうな高さ。これで建設費が増えてるだろうし、どうせ路面電車なんだから阪堺電車みたいに堤防道路に踏切でいいんじゃないのと思うのですが、そうもいかないご時世ですね。

さて、国道から鬼怒川の対岸へと渡りました。

こちらは堤防の細道から河川敷に降りる道がいくつかあり、橋梁付近は水遊び用の駐車場と化していました。平日は入れないんでしょうけど。

↑橋が駐車車両にちょうど良い日陰を提供していました。

↑河川敷から見る対岸(宇都宮駅側)。先ほどはあの白い堤防の上にいました。

↓芳賀側の堤防から。

↓堤防から芳賀町方を見ます。

↓先ほど対岸から見えたアップダウンも間近に。

望遠すると…

おお、スキーやスノーボードのコースをユルくしたようなスロープが見えます。

どうやら、一番低い部分に飛山城跡電停ができて、その先の丘を越えていくようです。

電停付近にはボックスカルバート見えます。

これが昔の幹線ならすぐに地上に降ろして道路は踏切でその先は地上のままトンネル、ローカル線なら踏切のあと坂を登り、近年の普通の鉄道なら橋の高さのまま丘を越えてたはず。どれでもないというところに、LRTならではを感じます。

「LRT整備のため橋の新設」なんて看板、今後見られるのだろうか…

建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その4:唯一のトンネル建設現場とお立ち台)に続きます。


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