20201002、鶴橋駅にホームドア本体が設置される(その2)

JR大阪環状線・鶴橋駅の内回りホームに出現したホームドア。その直前にはホームに乗車位置目標が貼られたシートが敷かれていました。わざわざ用意した理由は、停車位置が変更しているためだと思われます。


この記事は

20201002、鶴橋駅にホームドア本体が設置される(その1)

のつづきです。

鶴橋駅ホームドア工事については以下の記事もご覧ください。

大阪環状線・鶴橋駅に謎の囲い…ホームドア設置工事用の設備が登場?

大阪環状線・鶴橋駅に登場した囲いはやはりホームドア工事用!

鶴橋駅のホームドア工事に進展!外回りホームにも作業スペースが登場する

鶴橋駅のホームがちょっとだけ削られている件

200527 鶴橋駅のホームドア設置工事に進捗

鶴橋駅のホームドア工事、外回りホームにも変化が(6月編)

コロナ下でも徐々に、ホームが削られていたり、ホーム下にケーブルを通す棚が据えられるなどの変化が見えていたホーム。10月1・2日の深夜に本体設置工事が行われましたが、その1週間前の9月23日ごろにホーム面にある変化がありました。

それがこちらです。

ホームに灰色のシートが出現しました。

シートには乗車位置目標・降車エリアの表示が上から貼られています。真新しいのでとてもキレイ。

なぜシートを敷いたのか、わざわざ新しい案内を貼ったのか、1週間ほど不思議でしたが、2日にホームドア本体が設置されてなんとなく解りました。

下の乗車位置を見て気づいたのですが…

ここはエレベーターの脇になります。
ホームドア本体設置前、「4」の数字の位置に「降車エリア」表示がありました。
現在の開口部との差を考えると、本体設置に際して停車位置が約1m前進していることがわかります。

それにしても、設置後はドアがエレベーターの前に来てしまいましたね…

それはともかく、停車位置がズレるのに対応できるよう、シートを敷いていたのであろうことがわかりました。

ちなみに、乗車位置目標には「○」と「△」があります。

「△」は現在も使用している3ドア車の乗車位置。「○」は4ドア車で201系撤退以降は使用していないはずですが、なぜ…?


話は変わるのですが、大阪駅での設置の際にはホーム端に大量のホームドアが置かれていたのですが(大阪駅・環状線外回りホームドア設置の様子(②ホームの珍風景))、鶴橋駅ではホーム端の作業用スペースに事前に置かれていることはありませんでした。

代わりに床が削られてたり、コンクリの床板のようなもの?が置かれていたり。

同じ環状線の工事といえど、それぞれに合わせて変わっているようですね。

ご覧いただきありがとうございました。


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