JR大阪環状線・鶴橋駅の内回りホームに出現したホームドア。その直前にはホームに乗車位置目標が貼られたシートが敷かれていました。わざわざ用意した理由は、停車位置が変更しているためだと思われます。
この記事は
20201002、鶴橋駅にホームドア本体が設置される(その1)
のつづきです。
鶴橋駅ホームドア工事については以下の記事もご覧ください。
大阪環状線・鶴橋駅に謎の囲い…ホームドア設置工事用の設備が登場?
鶴橋駅のホームドア工事に進展!外回りホームにも作業スペースが登場する
コロナ下でも徐々に、ホームが削られていたり、ホーム下にケーブルを通す棚が据えられるなどの変化が見えていたホーム。10月1・2日の深夜に本体設置工事が行われましたが、その1週間前の9月23日ごろにホーム面にある変化がありました。
それがこちらです。
ホームに灰色のシートが出現しました。
シートには乗車位置目標・降車エリアの表示が上から貼られています。真新しいのでとてもキレイ。
なぜシートを敷いたのか、わざわざ新しい案内を貼ったのか、1週間ほど不思議でしたが、2日にホームドア本体が設置されてなんとなく解りました。
下の乗車位置を見て気づいたのですが…
ここはエレベーターの脇になります。
ホームドア本体設置前、「4」の数字の位置に「降車エリア」表示がありました。
現在の開口部との差を考えると、本体設置に際して停車位置が約1m前進していることがわかります。
それにしても、設置後はドアがエレベーターの前に来てしまいましたね…
それはともかく、停車位置がズレるのに対応できるよう、シートを敷いていたのであろうことがわかりました。
ちなみに、乗車位置目標には「○」と「△」があります。
「△」は現在も使用している3ドア車の乗車位置。「○」は4ドア車で201系撤退以降は使用していないはずですが、なぜ…?
話は変わるのですが、大阪駅での設置の際にはホーム端に大量のホームドアが置かれていたのですが(大阪駅・環状線外回りホームドア設置の様子(②ホームの珍風景))、鶴橋駅ではホーム端の作業用スペースに事前に置かれていることはありませんでした。
代わりに床が削られてたり、コンクリの床板のようなもの?が置かれていたり。
同じ環状線の工事といえど、それぞれに合わせて変わっているようですね。
ご覧いただきありがとうございました。