2019年10月19日、大阪駅の大阪環状線・内回り乗り場にホームドアが3両分ほどだけ設置されました。翌20日には設置範囲が6両分ほどに拡大しました。運用開始は11月末くらいになりそうですね。その様子です。
「大阪駅・外回りホームにホームドア設置開始」のつづきです。
ホームに上がると…おお、前日にはなかった内回り最後尾付近にホームドアが出現しました。
前日はこのドアより向こうは無かった気がします。
↓前日の様子
と、ここで、ホームドアの床への接地部に違和感があるのに気づきました。
ホームのタイルが削られ、その下が白く露出しヘコんでいます。
設置前はカバーがされていましたし、昨日設置された部分は上の「昨日の様子」の写真でも同様になっていたものの翌日には下のように埋められているので、設置直後だけの光景のようですね。
下は手前が当日設置部分、奥が前日設置部分。
それにしても、京橋駅でも思ったのですが、やっぱりラインカラーが環状線のオレンジと少し違うように見えるんですよね。ピンクがかっているというか。
上の写真では発色の都合でほぼ同じに見えていますが、ホームドア側がもっとピンクに見えます。
変わって、先頭車付近ですが、前2両分にはまだ設置されていませんでした。
前の方にやってきたのは、前日の様子を書いた記事にて、「3両目付近でホームドアがズレて設置されている場所」がどうなっているか再確認したかったからです。6両用先頭車のためではないかと思ったのですが。
なんと、ちょうどタイミングよく6両編成が入ってきました。
ああ、やっぱり。6両編成停車位置の先頭部分は、乗務員が立てるようになっています。点字ブロックも削られていますが、いずれ移設されるのでしょうか?
この広げられた部分には乗務員の出入りをするための扉はありません。
ただ、外側に小さく操作機器が設置されているだけです。
ダイヤ乱れ時などには福島方の引き上げ線から内回りホームに逆走で入線することがあるので、その時の操作用ではないでしょうか?
下が最高尾に設置されている操作機器です。
前方に設置されているものは簡易版であることが見てとれます。
最後尾のほうの「点検中」とある部分には「車案」という文字が隙間から見えました。発車メロディを鳴らすためのものでしょうか?
ちなみに、この撮影をしていた時、ホームから降りた通路に気になる人たちが。
壁際で待機する作業員。「日通」のワッペンがあります。もしかしてホームドアを輸送するための作業員なのでは!?
「大阪駅・外回りホームにホームドア設置開始」につづきます。
おまけ:半年後の様子については「大阪駅の環状線ホームで整列乗車案内が再設置される。あと停車位置変わってたのね」を御覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。