相模線は4両単線のローカル色が強い路線だが、さすが神奈川、沿線はほとんどが市街化され沿線に農地がある場所は少ない。そんな中で唯一駅の周囲に人家が全くない駅がこの入谷駅。撮影関係なしに一度降りて、次の電車まで散策してみることをお勧めします。
■ ホーム・橋本方
■ ホーム・茅ヶ崎方
相模線の撮影地一覧
ホーム・橋本方
■橋本方向
【メモ】
入谷駅は単式1面1線のホーム。ホーム端の柵は低く、単式ではあるが比較的撮影しやすい。橋本方向を向いての撮影は午前正面・側面とも順光。駅の向こうには跨線橋があるが、4両だしその手前の撮影に問題ない。
そんなことより特筆すべきは駅の周囲に何もないことで、駅の周りが市街化調整区域等にしていされ農地からの転用が制限されているらしい。なんでわざわざこの駅の周囲を…?
ともあれ、そのおかげでこの駅は唯一無二の価値がある。
・備考:改札(簡易リーダー・乗車駅証明書発券機のみ)はこちら側
ホーム・茅ヶ崎方
■茅ヶ崎方向
【メモ】
ホーム茅ヶ崎方は、橋本方よりさらに開けている。基本的に逆光だが、日の長い時期は早朝に正面・側面とも順光、日没前に正面のみ順光、になるかもしれない。周囲に何もないから建物の影が落ちる心配はない。
・備考:
◆橋本方向
◆相模川方向
かつてはここから相模川まで小田急の砂利採取トロッコ軌道があったとか…
初めてこの駅に降りて、駅出口を見たらほんと驚きました…
これじゃ非電化2両編成の駅前じゃないですか。
駅間が農地というならわかるんですが。
ただ2-300m向こうにはマンション等があり、さらに向こうの高台(河岸段丘か)の上には戸建て住宅地も見えます。高台の崖線からわずか200m向こうに小田急座間駅があるので当然なのですが、それにしてもこの落差は。
なんとなく神鉄の道場あたりや粟生線を思い出すのですが、ここまでではないぞ。しかも駅利用者や歩行者はそれなりに見る不思議。
駅入り口がまた味わいがあって、農道から軽トラの出入りがやっとな橋が直角につながっていて、客を増やそうという意識を捨てていることが好感持てます。
なので駅前はロータリーなどというものもなく、雑な感じの無料駐輪場のみ。
まあこれはJRのせいではなく、先述の通り農地からの転用を制限する行政の意思のようですが、それにしてもなぜわざわざこの駅の周りを。
いっそすぐ北の跨線橋の北側や、少し南にかつてあった上今泉駅跡にでも移転したらなどと思ったりするのですが。
そんなわけで、「相模線複線化」を熱望する横断幕も、この駅ではギャグにしか見えなくなります。
上溝駅にあるやつは、とっても説得力があるんですが…
そういえば駅前駐車場の床ですが、アスファルトではなく…
もしかして、これPC枕木ですかね?なぜ?
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