開業カウントダウンの宇都宮LRT。2年前の夏、建設中の路線を探訪した記録。やっと現れた建設済みの電停。工業団地内は工事が早いようで、ついにずっと探してたアレをも発見したのです。
■2021年7月、建設中の宇都宮ライトラインの様子(その1:宇都宮駅~ベルモール)
■建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その2:車両基地付近の新車)
■建設中の宇都宮LRTを探訪(その3:ほぼ完成していた鬼怒川橋梁)
■建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その4:唯一のトンネル建設現場とお立ち台)
■建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その5:やっと電停が!そしてついにアレが!)
■建設中の宇都宮ライトラインを探訪(その6:クセが強すぎる緩急接続設備!)
■その7
鬼怒川の河岸段丘崖からのお立ち台を見た後は、その奥にある工業団地に向かいます。
鬼怒川の氾濫原を越えた線路は、高台にある工業団地・ニュータウンエリアへ入ります。つまり、LRTの成否を握るといっても過言ではないエリアです。それを楽しみにしてまず訪れたのが、清陵高校前電停。
そして現れたのが…
おおーっ!
電停が出来てる!
これは2人でテンション上がりました。
今までちゃんとした完成物はポツンと置かれた第一編成くらいで、鬼怒川橋梁もすごいんだけどまだ架線柱もなく見た目は普通の橋。
しかしこれは線路こそないものの、ちゃんと鉄道構造物!
奥には架線柱も林立してるし!
仮称は作新学院大前。右の建物がそうらしいです。
↓は宇都宮駅方向。
先ほどまでいた河岸段丘の下に向けて、敷地が下っていくのがわかります。
ここ登ってくるところは面白そう。
さて、改めて停留所ですが…
↑ホームそのものは入れないですが、手前の横断歩道は入れます。
もともとあった道路の跡と横断歩道なのでしょうか?
横断歩道から見た光景です。
おそらく線路と逆サイドには壁が設けられるんじゃないかと思いますが、金具のみで屋根・支柱のみ。バス停のような感じ。
屋根に木材が使われてるのが最近の流行りな感じですね。
次の電停に向かいます。
次までは直線→
左ほぼ90度カーブ→
右ほぼ90度カーブ→直線
という、プラレールで作ったかのような線形。さすが工業団地の中。
で、やってきたのが清原地区市民センター前停留場。
左奥がその市民センターで、友人はたまに会議室借りて会議してる、と言っていました。
水分とアイスの補給も企図しつつセンター駐車場に停めるも、コロナでコンビニは閉まっており、自販機のペットボトルで我慢。
ここは島式1面2線。ここも灯具や案内の類以外は概ね完成のようです。
そして、ここの特徴がこれです↓
ホームの隣に設けられた、トランジットセンター。
パークアンドライド駐車場もあるようで、とにかくデカい!
上奥のある場所は2重に設置されています。バス・タクシー以外にもキスアンドライドも想定してるのでしょうか?
↓手前からホーム、トランジットセンターの屋根その1、その2
↓車道側に設けられたバス・タクシーのスロープだけは先に完成。
さて、市民センター停留所を出ると、直交する道路へ90度カーブします。
カーブを曲がったところから見るとこんな↓感じ。
路面にカーブした舗装跡があります。おそらくLRTの通信線かなにかを埋め込んだのではないでしょうか…
まだ線路はないですが…
と、振り向いたところには…
線路だ!敷かれてる!
ついに敷かれた線路があったー!
線路を追った先には緩急退避設備が。これがクセ強で…!その6へ続きます。