2020年2月1日、新大阪駅の改装工事が一部完成し、江坂側の端部に「トレインビュー」スポットが誕生しました。今までの撮影場所も広くなりましたが、ガラス張りの待合室ができたことで、新しい向きでの撮影も可能になりました。
「御堂筋線・新大阪駅がトレインビュースポット完成で撮影の好適地に(その1)」のつづきです。
もともとビュースポットの設置は、2018年12月に15駅のリニューアル案が発表された中に入っていたのですが…
イメージパースでは宇宙船のようなものがホーム上に乗っかっていました。
そしてあれから2年。
「御堂筋線・新大阪駅の撮影ポイントが…」のように北端部が封鎖されて工事が行われていましたが…
こちらがホーム端に誕生した「トレインビュースポット」です。
ガラス張りの突出部があるという点では、イメージパースに合致しています。
中に入ると…
うわあ、温かみのある空間!
近未来なUFOとはだいぶ違う、木材を多用した落ち着いた空間になっていました。
「大阪メトロの駅リニューアル案がめっちゃ叩かれてる件」でも取り上げたように、心斎橋を始めとしてめちゃめちゃ叩かれていたのですが、新大阪も大きく方向転換したということでしょうか。
まあイメージパースを信じるなら、ホームドアが屋根の外まで張り出していて、現在よりも停車位置が北側に1両ズレなくてはいけません。しかし駅の北側はすぐに折り返し線へのポイントが有ることを考えれば、まあしょせんはイメージだった、ということでしょうか。
それはそうと、中から線路をのぞいてみます。
ほー。なかなか見通しいいじゃないですか。
ガラス張りなので反射と汚れの問題はありますが、撮影にはまたとない場所になりました。
それでは撮影。
折り返し線にいる列車にがっつり寄れるようになったほか、江坂方向から来る列車は望遠することで緩いS字カーブを描いてくるところが撮影できるようになりました。
江坂からの列車は、引きでより側面を重視できるようにもなっています。
引上げ線の列車と千里中央行きとの並びも撮影可能。
さらに、1番西側からは折り返し列車を西側から撮影できるように。
一番奥はカーブで切れますけどね。
ところでこのエリア、あらためてどう変化したのか見てみます。
上に床タイルが変わっている部分がありますが…
上の工事前を見ると、だいぶ手前までタイルが張り替えられたように見えますね。床下の配管の都合でしょうか。
で、端に近づくと…
床に黒ずんだ部分がありました。
コレはきっと、下写真で謎の白い直方体が置かれていた跡でしょうか。
くろずんだ先・タイルが古いままの狭い部分が、元々の撮影ポイントでした。
それを考えたら本当に見違えましたね。
今後はなにかあるたびに賑わいそうな気がします。
ご覧いただきありがとうございました。