2025年1月19日はいよいよ夢洲駅の開業です。ただこの駅は一日乗車券の「エンジョイエコカード」が使えません。利用の際には注意を!
ついでに「夢洲まで行くのに一番安い方法」も計算してみました。
夢洲駅は対象外です
エンジョイエコカードはosakametroの一日乗車券の名称です。
平日は820円ですが、土休日は620円と安くなります。土休日なら3回乗れば元が取れる値段で、長距離(例えば住之江公園〜新大阪)なら往復で元が取れるコスパ抜群チケット。
ですが、夢洲駅は使えません。
気づいたのは一日乗車券(エンジョイエコカード)を買った時。
一番下に「夢洲駅では乗降できません」の表記。
「まだ開業してないからかな?」と思いましたが、調べてみると違いました。
(osakametroウェブサイトより)
実は2024年9月に出された、夢洲駅の運賃申請についてのニュースリリースでしっかり書かれていました。
※一日乗車券(エンジョイエコカード)は夢洲駅で乗降いただけませんのでご注意ください。
ちなみに、スルッとQRttoのQR一日乗車券は1月18日までの有効期間となっていました。1月19日に夢洲駅利用不可で再掲載されるのでしょう。
さすがに建設費回収を考えると別々にせざるを得ない、仕方ないですね。
夢洲にはフリーチケットで行けないのか?
そうではなく、1月19日から万博閉幕までは代わりに夢洲駅も使える26時間券が発売されます。
(※eMETROアプリもしくはウェブサイト「スルッとQRtto」からしか買えません。罠すぎる。)
「26時間とは中途半端だな」と思っていましたが、24時間券とするとややこしいので、敢えてズラしたのかもしれませんね。
おそらく1月19日以降、各駅で「夢洲では使えない」旨が券売機に大きく掲げられるのでしょう。
券売機横の一日乗車券の案内も「剥がしてください」感が強いです。
とはいえそんなものに気づかない人も多いのが世の常で、万博終わるまで夢洲駅の友人改札は常にエンジョイエコカードで来てしまった人の対応に追われるのではないでしょうか。
ややこしいのですが、それでも私はこの対応をプラスに評価したいんですよね。
だって、夢洲開業を機に、物価高騰とか理由をつけて土休日の値下げを廃止する可能性もあったわけですし。
そうなると、どうやるのが1番得?
梅田〜夢洲 430円 何気に高い…
梅田〜千里中央が380円なのに…
というか隣駅のコスモスクエアからでも330円なんですよね。
梅田~コスモスクエアが290円なのに…
エンジョイエコカードでコスモスクエアまで行って、コスモスクエア~夢洲だけ別途払う、は論外のようです。
そうなると普通運賃か26時間券ということになります。
26時間兼は1100円なので、梅田~夢洲往復860円を引いても240円。これは梅田~なんばの運賃です。
そうなると、
①夢洲行かないで土休日に地下鉄に3回乗るならエンジョイエコカードが得
②26時間で地下鉄に夢洲往復を含めて4回乗るなら26時間券が得
③3回で、夢洲までの運賃が380円以下であれば、切符かICカードが得
④3回で、夢洲までの運賃が430円(梅田・なんば・天王寺等)であり、かつ夢洲往復以外の1回が240円区間なら26時間券がトントン、初乗りなら損、290円以上なら得
⑤3回で、夢洲までの運賃が480円なら、26時間券が得
④2回なら切符かICカードが得
となりそうです。
私は明日桜川に寄って夢洲に行こうと思いますが、明後日の朝に谷九に行くので、確実に26時間券が得ですね。
みなさんも上手く使ってください。
ご覧いただきありがとうございました。