2019年3月のダイヤ改正でJR西日本が新快速に導入した「Aシート」。休日夜・下り列車の様子を見てみました。たった1本の下り夜便に果たしてどれだけ乗るのだろうかと思いましたが、なかなかどうして結構乗っているじゃないですか。そんな様子です。
2019年10月20日の大阪駅。発車案内板に、Aシート連結の新快速が表示されています。
前の快速が行ったばかりの発車5分前、前方の乗車口には8人ほどの列がありました。
上の写真の左奥には、着席料金収受のための乗務員がやってきたのが写っています。3名の乗務でした。
到着直前には15名ほどに列は拡大。
まあドアが開かない真ん中に並ぶ人などもいて、全てがAシート狙いではないようですが。実際、半分くらいは別の車両に移動していたような。
それでも到着時にはこの列。定員は46名なので、他の車両に移った人を含めても結構いるような。
降りてくる人も前方のドアだけで数人はいました。
そして車内を見てみると…
なんと、7-8割は埋まっていました。チケットホルダーに挿してある人は大阪駅より手前から乗った人で、挿していない席にさらに大阪から乗った人が座っています。
こんなに乗っているとは、意外でした。
この意外には、実は理由があって。
実は10月6日にも見ておりまして。
この日はホームに上った時点で、「Aシート」を連結の新快速が入線していました。
準備をする乗務員。
で、この日は5-6割ほどの乗車率。
それでも「けっこう乗っているな」と思ったので、20日のそれ以上の乗車率は軽い驚きでしたね。
おそらく試行的要素があったであろう、1日片道2本の「Aシート」。これだけ乗っていれば、さらなる投入もありそうな気がしてきました。
ご覧いただきありがとうございました。