7月26日、恒例の天理臨が運行されました。
天理教では毎年7月26日ごろから8月初旬にかけて「こどもおぢばがえり」という合宿的なイベントをやってるそうで、天理へ向けて子供が多数乗った団臨が複数運行されました。
今更な感もあるのですが天理まで行った次第です。
◆神戸三宮発快急
まずは近鉄鶴橋駅。
9:40の大和西大寺行き快速急行は祭典日のみ大和西大寺で急行天理行きに変わり、阪神神戸三宮から天理への直通列車となります。
ただし天理に関する案内は全くありません。
阪神線内で乗るのはラッシュ時でもありけっこう骨ですが、鶴橋だと捕まえやすくて良いですね。
入線してきました。アナウンスでも案内はなく、ただ車両の前面につけられたヘッドマークのみが印です。
下は別日の同列車(つどい撮影ツアーの日に撮影)。ホームの待ち客は延長日のほうが多かったように思います。
こちらがおなじみのヘッドマーク。小さいけど十分なのか。
列車は鶴橋発車時点でけっこう混雑していました。先頭でも乗車率は120%を超えていたように思います。後ろの方はさらに混んでいそうですね。
学園前で帝塚山の学生がそこそこ下車しても80%程度の乗車率で西大寺に到着。
西大寺に到着前の時点で自動アナウンスでは「天理…方面は乗り換え」になっていましたが、いよいよ駅に着く段になりようやく車掌アナウンスで急行天理行きに変わる旨を放送。意外でしたがこんなもんなんですね。
阪神線内からの遅れもあり、1分程度ですぐ発車。
車内は座席は全て埋まる+α程度で、50%くらいでしょうか。案内の少なさの割に利用率は高い印象。定着しているんでしょうね。
◆臨時特急、貸切に化ける?
一方そのころ大阪線を走っていた難波行き名阪乙特急には天理行きの車両が連結されているのですが…
大和八木からは「貸切」に化けました。あれ、この列車って一般発売されてる列車ですよね?なにか理由があるのでしょうか。
快急を降りて平端駅で待っていると、しばらくしてやってきました。
京奈・京橿の親子列車が消滅して以降、「A号車」もだいぶレア度が上がっているのではないでしょうか。
平端駅の北側、踏切を渡ったところで停車。乗務員移動中はいったん踏切が開きます。
このあと逆走して2番線経由で天理線に入りました。
◆往来激しい平端駅
臨時急行・臨時普通・その回送といろいろ運行しているせいで、普段は過剰気味の天理線ホームが本来の力を発揮します。
天理線の急行同士の離合
往来の激しさは26日ならではですね。
これは京都発の臨時急行の折り返しを使った臨時普通平端行きだったかと思います。到着後はそのまま橿原線へ回送されていきました。
平端折り返しの普通も臨時急行の間合いで6連に
さてしばらくすると、他のマニアが橿原線ホームに集合していたので、慌てて列車位置情報を見るとまた貸し切りが。
橿原線ホームに移動すると、やってきました。20000系「楽」です。白飛びひどい。
折り返し中。踏切を渡る少年も興味津々。入信したら乗れるかもよ(適当)
さきほどの特急もそうですが折り返し列車は平端2番線からの撮影がしやすいです。
車内はおぢばがえりする少年少女が満載。みんな無邪気にこっちにピースしてくるけど…黒歴史になるからやめたほうがいいよ?
近鉄はアプリの列車位置に貸し切りを載せるわ、駅の案内板には時刻も入れるわ、謎のサービス精神はアプリで車種を案内してくれる西武に匹敵するかも。
普通が入線待ちをするなか、ゆっくりと発車していきました。
このすぐ後の臨時急行で天理に向かったのですが、平端駅を出てすぐに先の特急折り返しとすれ違い、さらに天理駅手前で長時間信号まちのすれ違い相手が「楽」でした。「楽」はあっという間に折り返すんですね…
ちなみに「楽」はこの後西大寺で寝ていました。
以降は次頁に続きます。
誰も求めてないのに「つづく」ってする自己満足感、悪くないですね。みなさまもいかがですか。
[ad#ad1]