180810 JR鶴橋駅の増えていく誤乗換防止案内(外回りホーム)

昨日の鶴橋駅の階段ネタに加えて今日も鶴橋駅です。

JR大阪環状線の鶴橋駅は、近鉄との間に大きく目立つ乗換改札がある一方、出口への階段は小さく目立たず、出口への客が間違えて乗換改札を通過する例が多発しています。そのため、2018年春ごろより誤乗換防止の案内がやたら増えています。

まずは外回りホームから。

こちらは2016年の外回りホームです。まだ「大阪環状線改造プロジェクト」の前で屋根や床の美装化がされていませんが、それ以外も案内はシンプルなものです。

それが、2018年夏にはこんな感じになりました。

吊下げ幕や、多数の案内ボードが出現。

実は、これらが2018年春ごろからだんだん増えているのです。

ボードについても以前は券売機と改札の間に↓の案内があるくらいでした。

しまかぜが載っているので近年のものでしょうが、写真が褪せているので時間の経過を感じます。

ここからボードが5-6台増備されたわけですが、掲出のポスターはもともとピクトグラムが書かれただけのシンプルなものでした。

まず変化したのはボードの足部分に追加されたイコちゃん。春ごろに登場しました。

1枚だけサタデーのナイトにフィーバーしてる感じのイコちゃんも。同じポーズなのに背景で印象が全く変わります。

結果、このような感じに。

よく見ると、券売機と改札の間にある以前からのボードの足にも「近鉄」のラミネート加工された文字が追加されています。

これに加えて、初夏に入り、謎のデザイン感ある案内が追加。

裏面は同デザイン者によるであろう、違う内容が。

関西はワンラッチ改札が少ないのもあってか、切符→ICという順番、確かに間違えやすいんですよね。うっかりICを先にタッチしてしまうとその時点でJRの出場・生産と近鉄の入場がされてしまうので、近鉄の乗車券を別に持っている場合はICの近鉄入場取り消しをしてもらう必要があります。ボーっとしていて一回やらかしたことがあります。

上の2種のポスターはリバーシブル。上の撮影では向きがそろっており、裏面は目に留まらないので意味がないように思えますが…

実はボードの位置や向き、日々変わってます。

収納されるボードたち。朝夕ラッシュ時はどけられていることが多いようです。

収納の仕方も日によって違い、ささやかに主張している日もあったり。

そういえば近鉄の写真入りポスターのボード(初期車)は2018年に入り追加されたボード(増備車)と違うものなんですね。

ボードの奥、改札機の羽根部分にも「近鉄」の文字が追加されています。ただ、さすがにあれには気づきにくいような…表示できるならどこにでも、というJR駅員の執念と涙ぐましい努力でしょうか。


一方で小さく目立たない出口階段にも涙ぐましい努力が。

黄色と黒で派手派手しくなっています。ぜんぶラミネート加工の紙。お手製感があふれています。

壁面上につけられた三角形の案内は↓5月に撮った写真ではまだありませんでした。日々試行錯誤がなされています。

夏になり、環状線では列車が到着するたびに、乗り換え改札の駅員が大声で出口ではない旨を案内するのも良く見られるようになりました。

この日もJDだかJKだかがうっかり乗換改札を通過したあと、取消処理を受けてギャハギャハ笑いながら出口階段を下っていったのですが、夏休みでコリアタウンの観光客が増えているんでしょうか。先日発表された2018上半期JK流行語でもチーズドッグとか韓国系アーティストがいっぱい載ってましたしね。

しかしこれほど誤通過が多いなら、もう近鉄にお願いして近鉄改札内を通過できるようにしてもらったほうがいいんじゃないかと思ったり。


ちなみに乗換改札付近にはミストシャワーが設置されており、日中数十秒ごとに噴射しています。環状線のほかの駅で見た記憶がないですが、なぜ鶴橋だけ?


内回りホームへ続きます



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