7月26日、天理教の「こどもおぢばがえり」に合わせ、恒例の天理臨が運行されました。
午前中、天理駅まで近鉄20000系「楽」による団体貸切列車や恒例の阪神直通延長快急が運行されるなどしたのですが、これはその後半です。
臨時急行が入り、急行2本と普通で満線の天理駅
天理駅には団体送迎用のブースが。団体列車が来ると、ここから「こどもおぢばがえりのテーマ」を流します。
天理には車では来たことがありますが、鉄道では初めてかも。
駅前の天理教施設には大きすぎるパネルが主張します。
よくよく見ると、キャラクターがいっぱいて全部名前もある…
JRホームから見える施設もイベント仕様。これらは信徒が「おぢばがえり」をする際に泊まる宿泊施設らしいですね。これらは本部周辺に多数あり、天理教は高度経済成長期以降ずっと退潮傾向とは聞きますが、それでもこれだけの数を維持できているというのはすごいですね。天理市はいっそなんでもかんでもこの回廊と和風屋根を備えた複層建築物にしてしまえばいつか世界遺産も狙えると思うのですが。
天理駅はもともと天理教の挨拶が柱にラッピングされてたりします。
こちらにも出迎え係の椅子やらなんやら。やっぱり臨時列車到着時は音楽が流れます。
その臨時列車。117系T2編成がやってきました。
ホームに来るのはは臨時列車のみですが、表示も規制もなく、とがめられることもありませんでした。
団体サボ。
117系は12:12着、約1時間停車して回送でした。
再び近鉄へ。待っていると、1番線にあおぞらⅡがやってきました。1番線は団体出入口に一番近いホームです。
こどもたちがたくさんようこそおかえりされています。
団体出入口へ誘導されていきます。
ちなみにあおぞらⅡは楽同様に5分程度で折り返し。厳密には1分後には発車放送が流れて青信号となりましたが、車内の確認と乗務員の移動があり、4分ほど遅れて発車していきました。1分折り返しは無理筋のような…
午後は西大寺方面への臨時急行が1時間に2本程度運行されます。ほとんどは西大寺行きか京都行きですが、レア度の高いのは難波行き。2本のみの運行です。
そのうちの1本目。3200系で運行でした。
西大寺からは定期急行となります。
かつてに比べれば量もバリエーションも減った天理臨ですが、それでもこのご時世にこれだけの臨時列車が定期的に走るというのが見どころはまだまだ、というところでした。
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