中央線の快速にかつてあったものの、今は運行されていないあの列車。しかし御茶ノ水の案内には、無くなったあとの設置のはずなのにしっかり書かれていて、設定そのものが廃止されたわけでは無いことを伺わせます。果たして、今後の復活はあるのでしょうか?
答えから申し上げますと、「アレ」とは、「新宿始発の中央特快」のこと。深夜に数本だけ運行されていましたが、2017年春の改正で東京始発に変更され、設定が無くなりました。
この列車は特異な存在で、それが「中野を通過する」こと。
通勤特快を除けば、通勤車両で唯一の存在。かつての中電の名残とか言われてるらしいですが、詳しくは知りません…
ともあれ、設定が無くなった後に設置されたのに、その「中野通過」を記した案内を見かけたのです。
ということで、こちらが2022年現在絶賛改築中の御茶ノ水駅。
御茶ノ水橋口と聖橋口がコンコースでつながり、利便性はかなりアップしました。
が、まだこのようにコンコース内部も工事真っ最中です。
で、↑の写真に写っている案内。
工事用の仮柵の内側にあるわけですが、
別角度から見るとこう↓なります。
ここで、驚きの文言を見てしまったんですね。
ここでは見づらいので、聖橋口改札前の同じ案内にて接写します。
↓ほら!
↑ほら!
↓こんなこと、わざわざ書かなくても良くない!??
わざわざ書くってことは、今後いつでもその気になれば設定してやるぜ…ってことなのでは…
ところで、新宿始発の「ホリデー快速おくたま・あきがわ」は種別上は「特別快速」で、一瞬「あれ、中野にも停まるじゃん!」って思ったのですが…
御茶ノ水駅の案内はちゃんと「中央特快」って書いてあるんですよね。
これを見ても、考慮されたうえでの表記なのでは…と思った次第でした。
ご覧いただきありがとうございました。