引越しの際に段ボールを整理して見つけたモノ。2004年の千代田線・二重橋前駅ポケット時刻表です。千代田線が今とどのくらい変わったのか、ぜひ見ていってください。
こちらがそのポケット時刻表です。
片面が平日、もう片面が土休日。
ここから15年ほどで、の千代田線もいくつか変遷がありましたね。
まだ多摩急行があったり、6000系、203系や207系もいたころですね。
千代田線におけるこの15年の最大のトピックは、直通三社の車両が完全に相互に乗り入れするようになったことではないかと思うのですが、それは時刻表には表れていないですね。たぶん。
それはともかく、まずは平日の小田急線方面から。
目を引くのはやっぱり赤字。このころは多摩急行全盛期だった気がしますが、判例では「急行」となっています。メトロ線内各駅の発車案内でも「多摩急行」という案内をしていた気がしますが、時刻表は「急行」のまま。面倒だったんでしょうか?
このころの「多摩急行」は日中中心の運行で、夕ラッシュ時に30分に1本運行されたところで…という気もしますね。
逆に、縮小されつつもよく15年も運行されたなあ…という気も。
そうなると、朝夕の数少ない雄踏列車を剝がされた休日は面白みのない感じに。
千代田線におけるこの15年の二番目のトピックは、小田急線の複々線化による運行体系の大変化だと思いますが、これによって急行系は朝夕を中心に、準急系(当時からすれば準・準急と言ってよいかも…)の近距離雄踏が日中に、という方が、使いやすい気もする、と一時期沿線民だった僕は思うのです。
話は変わり、常磐線方面へ。
こちら向きの最大のトピックは、やはり北綾瀬直通ですよね。千代田線全体で見ても、この15年で3番目のトピックだと思っています(個人の感想です)。
それを除けば、大きな変化はないような?
もともと直通先が常磐緩行線という、一体性が高く且つ大きな変化の起きにくい路線ですから、そんなものかもしれませんね。
いかがだったでしょうか。僕の気づかなかった発見が、あったかもしれませんね。
次の15年では果たしてどんな変化があるのか…
ご覧いただきありがとうございました。