久々の鶴橋駅ネタは、6月くらいに登場した謎の監視カメラです。監視カメラなのにキャスター付きの台に据え付けられていて、しかも専用品っぽい?なんだこれ?
その物体がこちら。環状線ホームから階段を降りた2階にあります。6月上旬から、閉店した菓子店の隣の隅に設置されています。
マニピュレーターを付けたらちょっと前のSF映画あるいはトイ・ストーリーにでも出てきそうな見た目です。
が、彼の視線は壁を見つめてるような…
奥にはトイレがあるので、視野が広いならそこも見えるのかも。
高さも微妙だし、なんなのこれ…
と思いつつ改札に降りたら、またありました。JRの他の駅で見た記憶ないけどなあ。ホームに貼ってある「遠隔監視システム」とはまた別なのでしょうか。
せっかくなので近寄って見てみます。
一番上のカメラはパナソニックの既成品っぽいですが、その側面には「NETIS」というシールがありました。調べてみると、国土交通省の新技術評価プロジェクトだとか?
専用の検索フォームもあるので番号を入れてみると、映像をクラウドに保存するタイプの監視カメラだそうです(NETISの検索結果がこちら)。テーマ欄には「ネットワークカメラ、通信ルーター、無線端末、固定金具が一体となった監視システム」とあります。
その下には「MAMORY」というシールも。これはこのクラウド保存型監視カメラを製作している企業のブランド名のようです。「キッズウェイ」という企業ですが、製品リストにはこの機械は無し。本当に開発中のモノなんでしょうね。
さらに下には台とマジックテープのバンドも。マジでなにこれ。置いて上から撮影するとか?
おそらくG20がらみではないかと思うのですが、いったいどう使われているのかとても気になる物体でした。
なお6/16朝には改札に警棒を伸ばした状態で手に持ち警戒する警官がいました。「これもG20のせい?」などと呑気に思ってましたが、もちろん交番襲撃事件のせいで、夜には犯人の位置が箕面市山中に特定されていたためか警官は既に居ませんでした。撮っときゃ良かった(呑気)。
ご覧いただきありがとうございました。