11月11日(日)より、JR京都線の東淀川駅が新駅舎へと切替られました。開業直前、その様子を見に行き、いろいろと「今だけ」の面白いものを見られましたが、駅観察の最後に跨線橋について少し。
⑥工事前後の跨線橋を比較してみる編 ←このページ
ひとつ前の項で新通路をひと足早くぐるっと回って地上へ降りるエレベーターにたどり着きましたが、元々は各ホーム・改札への通路と跨線橋とを結ぶエレベーターが直線の跨線橋通路で結ばれる形でした。
↓書いている時点では新駅舎のない航空写真になっています。
しかし改札と跨線橋を結ぶエレベーターを降りると右に曲がれるようなスペースはありませんでした。
おそらく駅舎建設に伴い魔改造されました(とはいえ元々このように改装するつもりで設計されていたのでしょう)が、今は元通路部分がどうなったのかと思いつつホームからエレベーターを眺めると…
窓から、中に掃除用具入れのアイコンがあるのを確認。そうか、トイレになっていたのです。
そういえばエレベーターを降りて東口方向に進むと、トイレがありました。通路がまさかトイレになるとは…ちなみに窓は男子トイレのもので、女子トイレは周囲を通路と駅務室に囲まれているので窓は無さそうです(天窓くらいあるかもしれませんが)
なるほど、跨線橋の謎は解けました。
そして跨線橋についてはもうひとつ。
たまたまですが、ほぼ同じ位置から駅を撮影した写真がありました。
↑2018.11.8
↓2016.5.3
2016年の画像は淡路の高射砲陣地住宅を見に行ったときについでに撮ったはず…撮っておくもんですね…
2016年はまだ駅舎どころか工事っぽさが影も形もありません。どうでもいいですが、右の歩道端にある白いポール、2016年には看板が3枚ついてたのに、2018年には1枚に減っていますね…
そんなことより跨線橋。比較するとちょっと面白いですね。
そもそも元からあった跨線橋と新駅舎部分で色が変わっていることがわかります。旧来の部分はアイボリーっぽいですが、新駅舎はグレー系で、新旧の部分が色で区別できます。
2018年時点ではエレベーターの手前側にエスカレーターが設置されていますが、2016年は当然それは無くエレベーターだけです。ただ、エレベーター部分の手前側に鉄骨の枠があるのが目を引きます。2018年にはその幅とほぼ同じ灰色の部分が追加されており、壁と床を作ればエレベーターを引っ掛けられるようにしてあったんですね。
この鉄骨は左のエレベーターのさらに左にも露出しており、東口への階段が設置されるスペースであったこともわかります。
また、左のエレベーターと真ん中のエレベーターの間がトイレになったことが判明しましたが、2018年はその部分に換気口が追加されているのが解ります。
ここまで新駅舎について見てきましたが、11月11日には開業後の駅舎も見てきました。というわけで「⑦開業当日に行ってみる編」へ続きます。
[ad#ad1]