街中あり煉瓦隧道あり山あり、短い区間でコロコロ雰囲気が変わる白浜の宮駅と妻鹿駅との間。「白浜松原」交差点付近の歩道橋からは俯瞰で撮影できる。奥にある「灘のけんか祭り」の桟敷席が見えるのがポイントか。
■ 白浜歩道橋
■ 松原県道踏切
■ 松原県道西踏切
(その4)
・ 松原八幡神社御旅所裏手ビューポイント
・ 松原八幡神社御旅所西手
(その5)
・ けんか祭り展望台
・ 御旅山への車道
・ 御旅山登山道(妻鹿方向)
・ 妻鹿宮ノ下公園
(その6)
・ 妻鹿東第2踏切
・ 松原川の橋
・ 妻鹿東第1踏切
↓妻鹿駅
白浜歩道橋
■上り(神戸方面)列車
■下り(姫路方面)列車
【メモ】
白浜の宮駅から少し西に行ったところにある歩道橋。県道401号線に沿って、旧線路と国道250号をひとまたぎにしている。能勢電の滝山歩道橋と同様に、南側に小学校があるためだろう。撮影中も小1っぽい集団が渡っていった。
姫路側はカーブを曲がってくるところなので、上り列車を撮るなら引きか。背後には「灘のけんか祭り」で使用される段々畑状に山を削った桟敷席で、白浜の宮らしき風景といえる。
神戸側は直線ストレート。架線柱が中途半端な近さなので、望遠するか引くか、あるいは両方もいける。
どちらの側も高い柵の追加がなく、撮影はとてもしやすい。線路への物の投擲に悩まされていないことが伺える。隣に踏切があって大人は渡らないためだろうか?
北東側には「白浜駅前ニューセンター」というなかなかイカした風合いの建物が。スーパーマーケットと居酒屋、2階に住居が入った構成は平成以降の駅前再開発ビルにありそうな構成ではある。小1っぽい集団の親たちがここまで迎えにきていた。それにしても「ニューセンター」ってネーミングセンスに時代を感じる。
時代といえば、「ニ」と「ユー」をストレートに重ねたロゴもなかなか。
・備考:
◆姫路方向
◆神戸方向
◆北側から
◆南側から
手前が旧国道250号
松原県道踏切
■上り(神戸方面)列車
■下り(姫路方面)列車
【メモ】
歩道橋の隣にある踏切。「松原県道」というのは、この踏切を渡る兵庫県道402号白浜姫路停車場線のことだろう。この踏切の隣にある旧国道250号との「白浜松原」交差点が県道名の由来か。以前はそういう名称だったのかもしれない。
上り列車についてはアウトカーブで抜けてくるので微妙だが、歩道橋同様に「灘のけんか祭り」の桟敷席が見える場所という意味では貴重。
下り列車についてはやはり直線だが、障検が歩道橋の向こう側にあるので少し望遠が必要。列車の向きがほぼ西北西なので、側面に陽がまわるのは期待できない。
ちなみに1947年の航空写真には白浜も松原もすでに写っておらず、1961年の航空写真には櫓のようなものがいっぱい見えるので海岸はまとめて流下式塩田になっていたのかもしれない。
・備考:
◆北側から
神戸方向 | 姫路方向 |
◆南側から
姫路方向 | 神戸方向 |
松原県道西踏切
■上り(神戸方面)列車
■下り(姫路方面)列車
【メモ】
松原県道踏切から姫路方向にはじまるカーブの途中にある踏切。カーブ外側の南側から撮影することになる。
上り列車はやはりカーブを抜けてきたところ。障害物が少なく撮影じたいはしやすい。
下り列車は難儀。警報機、障検と架線柱の位置関係から、視界が利く場所がかなり狭い。結局下の隙間を望遠で狙ったが、望遠しすぎると6連は後ろが切れるため、このなかで限界まで引く必要がある。それも遮断桿ギリギリなので、結局カメラだけ差し出して撮ったような。
そこまでしなくても西隣の妻鹿隧道東踏切のほうが上下列車とも撮りやすいうえに上り列車については特に良い場所なので、ここにこだわる理由はなさそう…
・備考:
◆北側から
神戸方向 | 姫路方向 |
◆南側から
姫路方向 | 神戸方向 |
山陽電鉄本線の撮影地一覧
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