2020年3月ダイヤ改正で8両運転を開始する阪神本線。これまで武庫川・魚崎等でのホーム延伸工事の様子を見てきましたが、そういえば西宮駅を見てませんでした。2020年1月中旬、はたして西宮駅の様子はどうなっているのでしょうか…?
「阪神本線で8両運転の可能性を探る!(今津でホーム延伸工事中!その3)」でも触れたのですが、西宮駅は2001年に高架化が完成した際に阪神10両・近鉄8両の有効長200mに延伸されています。
ただし2019年までは中央の近鉄6両停車位置以外、梅田方25m程度と三宮方45m程度は柵で仕切られています。年も開けたしそろそろ柵の移動など準備をしているのではと思い、見てきました。
まずは梅田方です。
柵は…以前と同じでしょうか?
柵の向こうにはちゃんと点字ブロック付きでアスファルトが張られており、駅名標もあるなどすぐにでも使えそうな感じがします。
ただし、点字ブロックには内方線が無いなど、古さを感じさせます。もっとも現在のホーム部分も内方線だけ後付けに見えますので、ここも貼り付けるだけでいいということでしょうか。
おや?現在の柵の手前に、何か移動したのを塞いだような跡が…実はもしかして、すでに8両運転のために柵を移動したあと?
…と一瞬思いましたが、下の2017年の画像を見ると位置が変わっていませんね。
よくよく見たら、塞いだような跡のすぐ脇の線路には近鉄6両の停止位置目標がありました。
なので11年前、近鉄との相互直通運転開始に際して近鉄6両用に柵を移動した際の跡のようですね。
柵が移動するかはわかりませんが、今でも撮影じたいは可能です。
このあとは三宮側を見てみます。「阪神本線で8両運転へ!西宮駅の対応状況はいかに…神戸側は何かあるのか?」つづきます。