大阪環状線から消されていく、201系の残滓。細かいところにも手が…

大阪環状線から201系が引退して早10ヶ月。201系自体が消滅する足音も聞こえてきましたが、環状線のホームには「オレンジの201系」だからこその案内がありました。しかしそれらもいつの間にか323系へと置き換えられており…


2020年3月29日、いつものように鶴橋駅を利用した際のこと。

いつもは駅名標など気にしないし、環状線の出口はだいたい覚えてしまったので乗車位置案内などなおさら気にしないのですが、この日ふと目に止まったんですよね。

そう、下の案内板ですが、よくよく見ると…

先頭車が323系になっている!

そういえば、思い出しました。

少なくとも2019年の夏までは、323系ではなかったのです。

すなわち…

201系がデザインに!

写真は2018年秋ですが、「これも替えられるんかなぁ…一応撮っとこ」と思って居たのを思い出しました。やっぱり「置き換え」られたんですね…

201系から323系への「置き換え」といえば、もう一つ気になる箇所があったのも思い出しました。

それがこちら。

内回りホームの階段前。

ここは旅行パンフレットのラックがあるんですが、その上にも…323系!

この流れならおわかりと思いますが、ここもかつては201系が鎮座していました。

駅員さんお手製であろう、もはや色あせてオレンジバーミリオンなんだかよくわからない201系が。

ちゃんと8両あるんですよね。

それが、こんな鮮やかな323系に!

ステンレスのシルバー色車体では味気ないのか、空と大地の色付きで!

先頭1号車。しっかり、先頭扉にある環状線のアイコンは入っているんですよね。芸が細かい。

中間車。2・3・5・6・7号車は同じものでした。

↓なんと4号車はしっかり女性専用車のデザインに!

↓そして8号車。そういやどの車両もパンタグラフないな…

あと気づいたのは、しっかりラミネート加工されて余分なところは切り取る仕事の丁寧さ。

鶴橋駅といえばちょっと前までやたらラミネート加工で案内を作りたがる文化がありました(参考:180810 JR鶴橋駅の増えていく誤乗換防止案内(内回りホーム))。2019年6月のG20を目前に(遠い昔みたいな気がしますね…)一部撤去されましたが、ラミネート文化、未だ生きてたんですね。

ひさびさに鶴橋駅を堪能しました。ご覧いただきありがとうございました。


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