関東で桜と鉄道をいっしょに撮れる場所をまとめました。桜の時期には訪れてみてはいかがでしょうか?
■ 【東武】浅草駅〜とうきょうスカイツリー駅(隅田公園の桜)
■ 【東武】相老駅〜赤城駅・【上毛電鉄】桐生球場前駅付近(桐生市運動公園の桜)
【東武】浅草駅〜とうきょうスカイツリー駅(隅田公園の桜)
詳細は撮影地メモ:浅草〜とうきょうスカイツリー(その1:吾妻橋付近から)にて
◆南側から(吾妻橋付近)
◆北側から(言問橋付近)
【メモ】
世界的に有名な桜の観光地、隅田公園一帯。
隅田川橋梁を渡る東武と隅田川の風景は、ゆっくり走る東武や行き交う水上バスもあって普段から風情がありますが、桜の時期は文字通り華が添えられます。
浅草駅から近いのも魅力。桜の時期は、634型スカイツリートレインによる臨時列車が運行されるのも魅力。
難点は混雑が激しいことでしょうか。それでも動線と外れた場所なら撮影は容易です。
撮影地メモ:浅草〜とうきょうスカイツリー(その1:吾妻橋付近から)
【東武】相老駅〜赤城駅・【上毛電鉄】桐生球場前駅付近(桐生市運動公園の桜)
【メモ】
上毛電鉄の桐生球場前駅の前後は、線路西側に運動公園の桜並木が約200m続き、市内有数の桜スポットとなっています(両毛広域都市圏総合整備推進協議会)。
上毛電鉄の線路はその並木に沿っており、さらに駅は無いですが東武桐生線の線路もそれに沿っているため、桜との撮影が可能。わたしは撮っていませんが、Wikipedia・東武桐生線のページに画像があります。
列車に乗っていても、「ああ、ここ、桜並木だな」と分かるくらいに明確に線路際に並ぶ桜、一度撮ってみたい場所ですね。
【JR東日本】王子駅付近(飛鳥山の桜)
【メモ】
江戸時代より著名な飛鳥山の桜。その脇を通るJR線を跨ぐ、「飛鳥山山下跨線橋」付近から桜と列車を同時に眺められます。
ただし跨線橋にフェンスがあるのと、カーブの角度から編成撮影には不向き。桜メインのほうが良いですね。
・備考:
【JR東日本】北とぴあ展望フロア(飛鳥山の桜)
詳細は撮影地メモ:北とぴあにて
【メモ】
飛鳥山の桜と編成を撮影するなら、「北とぴあ」でしょう。王子駅の少し北にある北区の公共施設で、17階は展望フロアになっています。窓があるという難点はありますが、無料で空調完備というのが良いところ。
新幹線の撮影でも有名な場所ですが、桜の時期には桜と新幹線との撮影が可能です。
・備考:
【JR東日本】飯田橋駅〜市ヶ谷駅(外濠の桜)
新見附橋付近から
新見附橋と
【メモ】
中央線の飯田橋駅〜市ヶ谷駅〜四ツ谷駅の線路沿いに連なる外堀公園も桜並木で有名。外堀公園は中央線より高いところを通るためその桜とは絡めづらいですが、逆側の外濠の桜であれば撮りやすいです。特に飯田橋〜市ヶ谷駅の中間にある新見附橋の付近からの飯田橋方向や、新見附橋をくぐる列車がとても良い感じ。
【都電】学習院下停留所〜面影橋停留所
詳細は撮影地メモ:学習院下~面影橋にて
【メモ】
外濠と飯田橋で合流するのが神田川。神田川は数ヶ所で川沿いに桜が植えられています。そのひとつが江戸川公園〜面影橋のあたりで、散歩道がさらに華やかになります。
都電は学習院下〜面影橋でこの橋を渡ります。副都心線雑司ヶ谷駅からも近いので、比較的行きやすい場所です。
【京王】高井戸駅
詳細は撮影地メモ:高井戸駅にて
【メモ】
井の頭公園が源流の神田川は、京王井の頭線の吉祥寺から明大前までは同じ経路で、近くを流れたり遠ざかったりします。
高井戸はその近づく場所のひとつで、渋谷方には見事な桜並木が。上高井戸児童館の特徴的な屋根も良い感じです。
【京王】井の頭公園駅
【メモ】
そして神田川源流の井の頭公園もやはり桜で有名。駅のすぐ脇で発したばかりの神田川と交差します。
・備考:
【西武】武蔵関駅〜東伏見駅
詳細は撮影地メモ:武蔵関駅・撮影地メモ:武蔵関〜東伏見(その1)・撮影地メモ:武蔵関〜東伏見(その2)にて
武蔵関駅ホームから
石神井川沿いから
武蔵関3号踏切から
【メモ】
西武新宿線の武蔵関駅付近で線路に沿う石神井川沿いの桜。神田川のみならず、川沿いというのはなぜか桜が植えられることが多いようです。駅チカで手軽な散歩道として多くの人が訪れます。東伏見寄りの3号踏切からは、坂を活かしてその桜並木をバックの撮影可能。
撮影地メモ:武蔵関駅・撮影地メモ:武蔵関〜東伏見(その1)・撮影地メモ:武蔵関〜東伏見(その2)
【流鉄】馬橋駅〜幸谷駅
詳細は撮影地メモ:馬橋~幸谷(その1)にて
3号踏切付近から
新坂川さくら通りから
【メモ】
こちらはローカルな川沿い。馬橋から流山まで、わずか6駅・6km弱のミニ私鉄である流鉄は、新坂川という川に並行する部分が多いのですが、馬橋と次の幸谷との間では川沿いに桜並木があり、また桜並木と線路敷地が接します。(厳密には線路との間に余地がだいぶあるものの、何も建てられてない)
この桜並木の道路は新坂川さくら通りと呼ばれ、地域の散歩道になっています。
幸谷駅は常磐線各駅停車・武蔵野線の新松戸駅に隣接しており、それらも使えるのが強み。
【小田急】相武台前駅〜座間駅
詳細は撮影地メモ:相武台前〜座間(その2)・撮影地メモ:相武台前〜座間(その3)にて
緑ヶ丘第2公園
緑ヶ丘6丁目
緑ヶ丘跨線橋
【メモ】
小田急線の相武台前〜座間は線路の両側に続く桜で有名。桜が植えられているのは、相武台前2号踏切から線路がカーブするまでの数百m。その区間に跨線橋あるいは逆に巨大な築堤があるなどアップダウンが多いことが特徴。線路際は広く余地が取られており、住宅地ながら緑を感じます。
撮影地メモ:相武台前〜座間(その2)・撮影地メモ:相武台前〜座間(その3)
【京急】杉田駅〜京急富岡駅
詳細は撮影地メモ:杉田~京急富岡(その4)にて
富岡西のトンネル上から
【メモ】
杉田から京急富岡の間にも、線路の両側に桜が植えられているところが。ここの特徴は、すぐ南側がトンネルで上から俯瞰できるところ。トンネル直上の道路からはフェンスがあり見るだけならまだしも撮影には難儀ですが、さらに上に歩道がありそこならフェンスをかわせます。