18/06/07 夕ラッシュ時にJR神戸線の下り快速が列車線を走行

先日(18/6/7)、JR神戸線で17時半ごろからダイヤ乱れがありました。

原因は「住吉駅で普通列車の運転士が体調不良」により「後続の列車で運転士を送る間」、運転見合わせをしているという、わりかしレアなもの。

まあ安全第一を掲げるJR西日本ですから、そういうのは仕方ないと思うべきですかね。

兵庫駅では17時半ごろから駅員が外側線のロープを外しだし、しばらくすると…

「次の快速は4番線に到着します」

現在は朝ラッシュ時以外には無いはずの外側線走行の快速。たしか夕方の下り列車線快速は2013年ごろに無くなってましたよね?

快速の外側線走行はダイヤ乱れ時にたまにあるようですが、転線をする兵庫駅で偶然めぐり合うのはラッキーですかね。

快速が朝ラッシュ並みの混雑となるなか、一部の人間だけ喜んで申し訳ありません。

↓後部がわずかに切れた…

住吉で普通が動けないため、快速を芦屋?から兵庫まで外側で走らせていたようで、4~5本が外側を走行していました。うち1本は住吉で交代の運転士を下したのでしょう。普通は約30分遅れで運転再開しました。

↓外側線から転線する快速

また普通の運行再開後も、「この普通列車は当駅で快速の待ち合わせをします」。
こんなしっかり接続するのは朝ラッシュでもなかなかないんじゃないでしょうか。まあ快速を先に行かせたいところで普通が先に来ちゃったんでしょうが。でも快速って昼間は須磨までに追いついてゆっくり走ってることも多いので、普段も兵庫あたりで追い抜きできたらいいんじゃないですかね。無理ですね。

ところで普通列車も途中駅での折り返しが発生しており、神戸駅の引上げ線には普通列車が停車していました。

またJR東西線系統は多くが甲子園口折返しになっていたようで、下り列車の運行がほぼ正常化したあともまだ発生していました。遅れた列車が本来の時刻で戻ってくるまで相当かかるから仕方ないですね。
それにしても甲子園口に折返し専用線があるというのは運行上の意義が大きいですね。加えて普通は立花・甲子園口の利用がけっこう多い一方で、両駅は他の駅よりも並行私鉄や国道2号の阪神バスから離れているので、とりあえず甲子園口まで行ければ、というのもあるかもしれません。

↓たいてい数人が気づかずこっちにいるんですよね

↓下車客はまあまあ多い甲子園口

↓「A普通」幕のままで折り返していった松井山手行き。


これを書いている18/6/9にも、学研都市線内で自動車がフェンスを突き破って線路に突入・列車と衝突する事故があり、JR東西線直通系統の普通列車に大幅なダイヤ乱れが発生。下りのみ快速が大阪から外側線を走行していました。

いろいろな場所で何かが起こり、しょっちゅう遅れているJR京都・神戸線(6日にも高槻で信号トラブルにより吹田〜京都運休)ですが、快速を必要部分だけでも外側線を走らせるといった機動的対応ができるのは、とても良いことだと思います。


ところで7日は午前にも琵琶湖線での旅客接触により大幅に遅れていましたが、この時は大幅に遅れた快速は内側を走行。芦屋で前の普通に追いついたものの追い抜きをせず、そのまま内側を走行していきました。外側を走らせる基準はなんなんでしょうね。普通列車やJR東西線・学研都市線に原因があり琵琶湖線や明石以西に影響を出したくない場合と、その逆のいずれかでしょうか?

↓前日の高槻駅での信号トラブルの結果発生した、
普通大阪行き・快速新大阪行き・普通吹田行きの表示。


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