撮影地メモ:高野下〜下古沢(高野下駅南の斜面上から)

まるで箱庭のような、Nゲージのジオラマのような風景が撮影できる場所。 

谷間に位置する高野下駅のそばには、線路や上流方向をよく見渡せる場所があり、そこからの撮影。また行きたい、と思わせるに足る場所が、ありました。

 ■ 椎出地区の斜面上


南海高野線の撮影地一覧



 

椎出地区の斜面上

■椎出856-3付近から奥側

■椎出886付近から奥側

■椎出856-3付近から奥側

■椎出886付近から手前側

【メモ】

高野線の山岳区間といえど、橋本駅から九度山駅までは紀ノ川の河川敷でほぼ平坦、支流へ分け入った高野下駅までもまだ斜面もカーブも緩い。つまり、高野下からがいよいよ本番となる。

その入り口たる高野下駅の南側は、さっそく線路が90度以上のカーブを小さな集落内に描き、また勾配も増していく。

一方で周囲の谷は険しく、駅の東側斜面には集落を上から見渡せる位置まで一気に登ることができる坂道がある。

途中の視界が開ける位置から見える景観は、きっと誰かがジオラマで作ったことがあるだろうな、と思わせるに足る空間が広がる。

そんな場所だから、ミニチュア風のフォトにしてみるのもアリかもしれない。

視界が開ける場所は、少なくとも上下の2箇所。坂を上がっていく途中で道が緩く登る道とキツく登る道との二股に別れるが、椎出856-3付近というのはその緩い側。道路下の斜面に墓地があって、道路からの視界が良好。二股からすぐでお地蔵様が並んでいるので、すぐにわかる。

椎出866付近は二股をキツい坂の上へ。胸を突くような急坂を上がると、樹木の間を通ることになるが、途中わずかに視界が開けるところがある。ここからだとさらに見下ろすような形になる。なお、こちらの方がわずかに南になり、見える向きも少し変わる。

・備考:

◆椎出856-3付近から

◆椎出886付近から


◆九度山方向


◆駅からは…

駅前の国道を少しだけ九度山方向に行くと、歩行者や原付がやっとの細い坂道があり、ここを登る。

この坂道がグーグルマップに登録されていないため、道順検索すると遠回りを案内される。

細い坂道を途中で折り返すと、車道へ出る。

右の緩い坂を行けば、すぐに856-3付近の墓地上へ。

左の急な坂を2分ほど行くと、下写真のようなお立ち台があり、そこから撮影可能。

上のほうの写真にあるようにお立ち台からは階段が降りていくが、林業用だろうか、あまり使われている形跡はない。

一方でこの登り坂の上には農地があり(おそらく柿)、軽トラがいっぱい幅の道を時々軽トラが通るため、お立ち台からの撮影が必須。急坂の途中なので、わずかでも平坦な場所がありがたい…


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