2022年5月29日、京王は競馬開催ダイヤで運行。味スタで試合もあり、上り特急は東府中と飛田給の2駅に臨時停車。この日だけの特別な事情により、臨時特急が比較的空いてた一方、その後に両者の帰宅客が重なりかなりの混雑に…そんな様子です。
まずはこちら、同日の府中競馬正門前時刻表です。
競馬のメインレース(15:40頃)・最終レース(16:30頃)の発送に合わせるように恒例となった競馬特急2本が設定されているほか、16時台は約6分おきに線内普通(8両)が設定されています。
また、東府中では上り特急が臨時停車。下りは通過でした。
で、この日は東府中で2本の競馬特急を撮影。
1本目は混雑していましたが、2本目はそれほど、でしたね。その理由はあとあと思いつきました。
東府中のあとは、ついでにまだ撮っていなかった武蔵野台・多摩霊園を経て飛田給へ。
ホームに降りると、FC東京のユニフォームの群れが…
味の素スタジアムで試合があったようです。
後々調べたら、15:05キックオフで、前半50分、ハーフタイム15分、後半55分(VARがやたら長かったらしい)だったので17:05ごろ試合終了。
ちょうど飛田給についた18時ごろが一番混雑していたはずですね。
東府中には止まらない下り特急も17:00ごろから飛田給には臨時停車していました。
直接は見ていないけど、武蔵野台に居るときにすべての特急で踏切が反応しているのに2-3分来ない、という状態だったので。
もちろん上りも臨時停車します。
下はだいぶ減ったあとですが、着いた時はユニフォームだらけでした。
で、問題はここから。
上り特急の臨時停車ですが…
到着した特急…
なんかめっちゃ混んでる…
中央付近の車両はすでに乗車率150%を超える状態。
え、あとで自分もこれ乗って帰るの…?
次の特急もなかなかだよ…
なんで今更…?
ああ、そうか、ダービーだからだ!
ダービーの日は、レースの大きさゆえに、JRAも昔から二つ特別なことをします。ひとつは、ダービー(GⅠ)のあと、通常はそんな大きなレースをしない最終レースにも伝統の重賞・目黒記念(GⅡ)を施行すること。もうひとつは、最終レースのスタートを17:00に繰り下げること。
これによって17:30前後にもうヒトヤマがあるわけで。
そして、中途半端な時間となった競馬特急の2本目が空いていたのも当然というわけで。
うーん、これ、なんとか出来なかったのかなあ…
18時~19時の新宿到着列車が全て5分程度遅れてましたが、原因は臨時停車そのものだけじゃなくて、臨時停車駅のホーム混雑もあるのでは…
ダービー当日は目黒記念があることは解ってるし、味スタの試合が17時ごろ終わる確率も高いわけで、2本目の臨時特急をズラしたダイヤ作るとか、飛田給で時間調整する京王ライナーの送り込みを活用したら良いんじゃないかな…
ただ、それは長らく阪神電車を身近にしていた人間の感想で、もしかしたら京王は昔からそういう特殊なことはしたがらないのかもしれないな…そもそもコロナや働き方改革で余計なことを縮小する方向だしな…などと物思いに耽った次第です。
ちなみに…18:21、戦々恐々の気分ながら次の特急に乗って帰ることにしたのですが…
9号車まではそこそこ混んでるけど、最後尾だけやたら空いてる!
というか一番うしろのドアから乗ったら席空いてた!良かった…
ご覧いただきありがとうございました。