西宮北口の新駅ビルが完成に近づいてきました。
ちょっと前に西宮北口に行った際には防音布で覆われており高さも2-3階だったのですが、いつのまにか外観が顕になっていました。
このビルは「(仮称)西宮北口阪急ビル」という名称で、十字に線路が交わる西宮北口駅の南東側、今津南線のホームと既存道路に挟まれた三角形の土地に建設されます。
この場所は「阪急西宮ガーデンズ」への通路が設置されていますが、長らくこの敷地より南側部分の通路はいかにも完成形という構造物なのに対し、この敷地部分の通路は仮設っぽい構造物でした。
↓2年前の通路。
今津線の南東改札(左)付近までは天窓つきの恒久施設。
接続部分では、通路が右に折れるのに対し屋根がわずかに左カーブ。設置当初よりこの先の開発が予定されていたようです。
グーグルマップでも、今津線の東側に沿う通路のうち南側は天井に窓が見えるのに対し、「7」の字の形に伸びる北側は仮設となっています。
敷地は南北が3両分、幅は上辺が1両半、下辺が1両ほどの台形で、面積はそれほどでもありません。
建設前の駅南東側。左が仮設通路。
新ビルは接続部から駅までの、仮設通路を含めた敷地に建設されています。仮設通路はビル建設に伴って解体されています。じゃあ通路がどうなっているのかというと…
すでに新ビルの中に取り込まれています。恒久部分の延長線上ですね。
改札から南方向。
通路から改札方向。
狭苦しいですが、完成時には2階吹き抜けの広々としたコンコースになるようです。仮設時にあった動く歩道がなくなって不便さを感じますが…
駅との接続部分は案内が隠れています。
で、こちらが8月時点の外観。
ガラス窓が張られており、外観はほぼ完成のようです。
内装はまだまだのようですが、エスカレーターなんかも見えますね。
通路はこの奥です。
どうでもいいんですが、上の写真で左下に座っている男性。座っている場所はアンダーパスの側壁で、左手前側は落差5mくらいある道路路面なんですが…
工事用出入り口が開いていたので中を覗くと、いかにも路面店の看板がかかりそうな感じ。
駅本屋南東側の入り口も2年前と比べて目立たなくなりました。
入り口が狭まるためか、脇にあったレンタカーのテナントが退去し、壁が撤去されていました。東側に新しい入り口が整備されるかもしれません。
新ビルは今年秋開業予定で、通路+吹き抜けのフロアより下はテナント、それより上は教育サービス施設(要するに塾や知育関連のテナントでしょうか)、最上部4フロアは関西学院のロースクールが入るようです。ロースクールも人気なさ過ぎて、立地が存続を左右する状況になっているんでしょうね。テナント料、ものすごく高いんだろうなあ…
新ビルは今秋開業らしいです。ヘッドマーク、つけてくれないかな…
つづき
阪急・西宮北口駅の新しい駅ビル建設状況(西側から)+ガーデンズ新館
を書きました
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