7月22日、神鉄に90周年記念復刻塗装編成「メモリアルトレイン」の2編成目が登場。お披露目および1編成目と並べた撮影会、および団臨列車が運行されました。
前日、「そういやそろそろ2編成目が登場するんじゃ」と思って神戸電鉄の運行情報を見ると、翌23日月曜日と中途半端な日程とある。さらに1編成めもお休み。「あれ?」と思いさらに見ると、だいぶ前に告知が出ていた(神鉄の告知pdf)のを今更発見。これも偶然の縁と向かうことにしました。
さて当日、道場南口駅の南にある車庫が会場です。イベントは10時から12時まで(12時5分にイベント列車が発車して終了)で、11時すぎに現地に行きました。
ちなみに入場は無料。まあ湊川からなら往復1200円、三田からでも往復600円なので、それが入場料みたいなもんですね。
中に入るとさっそく、お目当ての復刻塗装列車が2編成並んでいるのが見えます。
左のオレンジが今回登場した1357F4連、右の緑が5月に登場していた1151F3連です。1357Fは高度経済成長期の、1151Fは戦後復興期のカラーリングだそうです。
隣はやはり90周年で6000系・6500系カラーにした神鉄バス
南側に回ると、頭を揃えて両編成が並んでおりました。1151Fも美しく洗車されており、2編成とも輝いています。
幕は行った時点では1357Fが普通谷上、1151Fが準急新開地でしたが、他の幕も表示されていたようですね。
1151Fは自由に乗車、車内見学可能だったようです(よく考えたら入ってないな…)。好天に恵まれ案の定の暑さなので、クーラーの効いた車内にはそこそこ人が座っていました。
発車式典のセットと本線を走る列車
この後の臨時列車で配られるものなのか、大量に空の段ボール箱を下していました
11:30すぎからは1357Fに臨時列車への乗車が開始され、それとともに列車の横に式典セットが設営。客を乗せた状態で発車式を行い、そのまま出発する段取りだそうです。
実はちょっと汚れてる…
式典セット設営の段になり1編成目が急に幕回し
1編成目も臨時幕に
「臨時」の幕は両編成で英語表記の有無が違う
12:00ごろから式典が始まり、ハンドル贈呈式と、テープカットが行われました。
ハンドル贈呈式
運転手が移動
テープカットは初めて生で見たかもしれません。でもファンファーレが無かったので、なんかあっても良かったような。
テープカット
テープカットを合図に、1357Fの臨時列車も発車していきます。こちらも警笛とか無いので、全体的に静かな幕切れという印象が。
しずしずと発車
本線に出るまでは5-10km/hの最徐行で追いつけるレベル
1357Fは、最徐行で本線に合流したのち、速度を上げて道場南口駅を通過していきました。
臨時列車についてはまた貢を改めて。
ちなみに先に触れた90周年カラーの神鉄バスの他にも、メモリアルトレインのコンセプトが昭和レトロということによるのか、全体的に昭和レトロを意識した内容になっていました。BGMに昭和のそれもかなり古めの曲とか、旧車会協力のレトロカー展示とか。昭和コスプレ審査会は、コスプレした人が一人しか見当たらなかったんですが…
ともあれ地域のお祭り的ななごやかさのあるイベントでした。
90周年カラーの神鉄バス
レトロな車
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