山岳区間といえど、九度山までは紀の川の河岸段丘上。そこから高野山へ分けいっていくが、高野下まではその前哨戦。開けた平地をバックに支流の渓谷に沿って進む列車の撮影が可能。
↑九度山駅
【その1】
■ 九度山柿の郷大橋
■ 龍王渓橋梁
(その2)
・ 北峯林道
・ トンネル上部
・ 高野下駅北西側
・ 高野下駅北東側
↓高野下駅
九度山柿の郷大橋
■極楽橋方向
■橋本・なんば方向
【メモ】
九度山駅からは丹生川に沿って徐々に渓谷沿いへと移っていくが、その街と山の境目にあるのがここ。紀の川フルーツライン(紀の川左岸広域農道)という道路が巨大で高い橋によりまだ若干広い谷を一気に跨いでいる。
橋の上は落下防止かとても高い金網になっているが、左岸下流側(橋本方向)のアプローチ部分は遮るものがなく(もう3年前だから今はどうか解らないが…)、丹生川沿いに走る線路、九度山駅、紀の川流域の街、そして和泉山地の山々を一望できる。
高野山方向はアプローチ部分からは視界が無く、橋の上の柵越しに撮影。なので写真が白っぽいが、龍王渓橋梁まで見通すことが可能。ただ撮影時は橋が開通して数ヶ月で道も寸断されていたため交通量は数分に1台程度と橋の上を歩き放題だったが、2022年春にほとんどの区間が開通、2022年度中には全通の見込みということで、交通量が増えているかもしれない。
・備考:九度山駅からは町役場の傍から斜面に沿って歩くか、高野線に沿う国道からのアプローチ道路が右岸側に接続している。
◆極楽橋方向
◆橋本・なんば方向
龍王渓橋梁
■橋本・なんば方向
【メモ】
この区間でももっとも有名で、南海のポスターにも使われる名所。龍王渓と呼ばれる丹生川の渓谷を赤い上路トラス橋が渡っている。橋の下は国道と川、そして旧高野山森林鉄道の軌道敷跡を利用した遊歩道で、この遊歩道沿いからが主な撮影地。
橋本方向へトラスを見上げて迫力あるシーンが撮影可能。高野下方向はすぐトンネル。
ネットで見られる写真によってはトラスと同じ高さや、トンネルの上から撮影したものがある。てっきりそういう道があるのかと思って現地に行っても特になく。撮影ポイントと線路を挟んだ逆側に保線用っぽい階段があるが、その上に踏切はなく(なお南海には第4種踏切はひとつもない)。一体どうやったのであろうか?
・備考:
◆極楽橋方向
◆橋本・なんば方向
↓高野下駅付近にあった看板
↓ホームと駅の階段との間に道路があり、そこが廃線跡。国道から行っても途中で合流できる。
↓途中までは集落にも接続する道路となっている。
↓途中の橋で国道と接続。そのすぐ近くから、柿の郷大橋のあるフルーツラインへ上がる道もある。
↓ゴツゴツした切り通し
↓渓流。途中には水遊びをする家族やグループがけっこう居た。
↓その先に車両通行止め。人は入れる。
↓水道施設が見えると奥に赤い鉄橋が
↓水道施設を過ぎると車の通行がほぼなくなるようで、轍がシングルに
↓現地に到着
↓先述のように階段はあれど保線用っぽい。逆側のコンクリ擁壁はナナメなので登れないことはなさそうだが…
↓遊歩道としては九度山まで続くが、雑草に覆われて歩くには…という感じだったのと、駅の周囲で撮影したかったので撤収。
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