阪急・西宮北口駅には2つの連絡線がある。神戸線と今津線の南北それぞれとを結ぶそれぞれが。定期列車もある前者に比して後者のそれは影が薄いが、前者にない踏切が2つもあり、しかも片方は2010年代の完全新設というレア物件。ただし列車が通るのは原則として早朝と深夜のみ。
■ 球場前踏切
■ 西宮北口南踏切
球場前踏切
■今津南線列車
【メモ】
かつてここに稀代のサブマリンや世界の盗塁王がいたことを示す数少ない名残。
2010年に西宮北口駅・今津南線ホームが高架化され、駅のすぐ南側のあるこの踏切も営業列車が通る必要はなくなったが、今津南線と車庫との出入りのために単線のみ地上のまま残されて踏切もリニューアルの上で残存している。
単線ではあるので角度は取れない。そもそも通常列車が走行するのが、早朝と夜23:00頃にしか通らないはず…
・備考:球場も末期は競輪場だったね
◆東側から
今津方向 | 西宮北口方向 |
◆西側から
西宮北口方向 | 今津方向 |
↓が西宮球場跡地の西宮ガーデンズ。ピッチャー・ホームプレートの位置が屋上にあるほか、展示スペースがある
西宮北口南踏切
【メモ】
こちらが2010年新設のレア踏切。今津南線の高架化に合わせて改札内通路が駅2階の改札外通路を分断したため、代わりに1階に通路が設置されて線路をまたぐ部分に踏切が設置された。このご時世に作られたのは、バリアフリー通路の要求と通過列車数があまりに少ないためらしい。
踏切じたいは90度の超急曲線上にある。
・備考:
◆東側から
今津方向 | 西宮北口方向 |
◆西側から
西宮北口方向 | 今津方向 |
阪急今津線の撮影地一覧
■北線
西宮北口 -(駅間)- 門戸厄神 -(駅間)- 甲東園 -(駅間)- 仁川 -(駅間)- 小林 -(駅間)- 逆瀬川 -(駅間)- 宝塚南口 -(駅間)- 宝塚
■南線