突然の臨時列車情報に色めきたった人も少なくなかったはず。2018/9/21-22は、史上初の京都始発サンライズ出雲93号の運行日。
帰宅ついでに良い時間だったので大阪駅で待ち受けました。
こちらは環状線乗り換え通路にある各線の案内表示。
サンライズの文字が下りに登場!定期便は夜も白むかどうかといううちに通過してしまいます。
上り下りのサンライズの共演!
3番線階段前の案内表示!
通常は「スーパーはくと」「はまかぜ」「こうのとり」しかない下り特急ですが…
「山陰方面」に久々に別の特急が復活しました!
ここまでのビックリマークの多さは当時の興奮の証です。
こちらはホームの様子。
やはり旅行カバンより平装のほうが多そう
実は直前まで3番線にはサンダーバードの回送が停まっています。
サンライズは22:44大阪着ですが、22:40に4番線から新快速が発車、22:42頃にサンダーバード回送発車で、すぐに入線となります。
2番線にもやはり撮影者が。大屋根と編成を撮るか、案内表示等を重視するか悩みました。
サンライズが出ると…
まあまあ撮影者いますね。2番線は環状線が遅れたりすると一発アウトなのでちょっと怖い場所でもあります。以前トワ色EF81が牽く大サロだったか「特別なトワイライトエクスプレス」だかで、環状線がおもいっきり2番線の撮影者たちの視界を塞いでたのを見た記憶が蘇ります。
さて、サンダーバードが出ると、すぐに入線してきました。7両なので中央に止まります。
撮影者、一気に増える。2分なのでだいぶアレなことになっています。
行先表示。JR西風種別表示が好き。
わずか2分でサンライズは慌ただしく発車していきました。
このサンライズ、一部では「2020年に投入される117系寝台特急の予行演習(あるいは市場調査)なのでは…?」という声も聞かれます。私もそうではないかと思います。
どうやら表定速度が40km/h程度とかなり遅いそうで。関西を夜の早すぎず遅すぎない時間(22時~23時)に、山陰へ朝の早すぎず遅すぎない時間(8時~9時)に着くようにした結果ではあると思うのですが。
ただ、ここで特殊なのが姫路の扱い。大阪から姫路まで1時間なのに、投稿した0:15時点でまだ姫路。実は姫路では約1時間の停車があり、今日だけ停車ホームの「まねきの駅そば」が発車時刻まで臨時延長営業するらしいんですね。そんなんあったらそりゃあ食べるでしょう。食って寝て、朝の数時間ゆっくり車窓を見る。そういう「旅を楽しむ」要素は、格安夜行ツアー列車の試行色が強いようにも見えます。
今日の乗車率、外から見る限りはまあまあだったように思います。両側のホームは金曜夜で人も多く、噂とする人もいるでしょう。帰りの電車で一緒になった同僚も案内放送を耳にした旨言っていました。
願わくば、これが今後につながりますように。
サンライズ出雲93号のダイヤ
京都 22:14 (6)
新大阪 ↓ (9)
大阪 22:44/22:46 (3)
尼崎 ↓ (1)
三ノ宮 23:06/23:07
姫路 23:48/0:42 (6)
岡山 ↓ (2)
米子 7:47/8:17
安来 8:24/8:25
松江 8:41/8:42
玉造温泉 8:48/8:49
宍道 8:58/9:07
出雲市 9:20
出雲市乗り換え
→9:30 一畑バス 出雲大社方面(10:06着)
→9:45 快速アクアライナー益田行(12:13終着)
→9:56 一畑電車川跡行(10:05着)・川跡10:07 出雲大社行(10:18着)
よくできてるじゃないですか。
おしまい
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