「高校野球100回記念号」はそういう名前なのか知りませんが、夏の高校野球が100回なのを記念して運行された広告ほぼジャック電車です。大会が終わったら運行も終わるのか、契約上しばらくは走るのかは知らないので、大会終盤の日に「さくらとおでかけ山陽電車」とともに撮影しました。
こちらは尼崎駅。
尼崎は午前中であれば2・3番線ホームからきれいに順光が期待できます。
もう少し望遠すれば、よりカーブを強調できます。となりの折り返し線に列車がいなければですが。ホームが広いのも良いですね。
阪神8000系LED車は1/500でLEDが切れるので、だいたい1/400にしています。
夕方の武庫川駅~鳴尾駅の側道。武庫川駅にほど近い、兵庫医大病院1号館の前あたりです。
高架化工事の期間中はこの付近においても工事用の柵やらケーブルやらでとても撮影向きではありませんでしたが、ようやくスッキリしてきました。ただ2017年3月に高架化して1年半経つのにまだまだ側道などの付帯工事は途中のようで、高架化切り替え部付近のここにおいてもなお柵は仮設で工事関係のものが置いてあります。
とはいえ十分撮影できるようになったのはありがたく、阪神で数少ない築堤区間、また正午から15時くらいまでなら正面側面とも順光で楽しめます。写真ははちょっと遅くて既に逆側に陽が廻ったあとなんですが。
甲子園駅。
甲子園の下りホームは、左に業務用の建物ができてしまったので見通しが悪くなりました。普通車なら広角レンズでなんとか入るのですが。ただ確実に撮った列車に乗れるメリットがあるので、車内も気になる場合は妥協ですかね。
動画も撮りました。
編成撮影には不向きなこの場所ですが、頭上にスピーカーがあることとこの付近に来る乗客は少ないことから、恒例の高校野球開催期間中にのみ流される限定到着メロディの収録にはちょうど良い場所となっています。
さて、妥協して撮影して乗った車内がこちら。少し話題になった朝日新聞のダンスパフォーマンスCMの一場面のようですね。広告は6両全て同じです。
ドア脇も同じです。
ドア周りのうち、非常ボタンのある一箇所だけ熱闘甲子園でした。
ちなみに完全なジャックではなく、契約の都合か、阪神電車の広告常連である杉山事務所(過払い金訴訟で大儲けの司法書士事務所、要するにアディーレ法律事務所の関西ローカル版)やたちばな書店(関東ではみすず学苑。同じ団体の出版社)は枠に入ったままでした。たぶん相当の大口なんですね…
ちなみに撮影した日は高校野球の休養日。甲子園が満席になると各駅で満員通知が出るのは有名ですが(ちなみに近鉄鶴橋駅でも出ます)、このように休養日の案内もされていました。
そういえば鉄道ファンのウェブ版ニュースでは「高校野球100周年記念列車」って書いていましたね。ガチの高校野球ファンはたぶん鉄オタが非電化の列車を「電車」と書く新聞記事見たときくらいには気になることでしょう。
こちらはそのガチのファンの方々。翌日の準決勝に向けシートで場所取り。…転売してるんですかね?
鉄オタもたいがいですが、この人たちも大概ですね…
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