荒川も海も無いのに荒川沖。駅名の由来は、駅西側にある水戸街道の荒川沖宿。
この荒川沖宿は、駅南東にある荒川本郷の集落から移住した人により開かれたという。本郷は名前からして中心地区といえ、それに対する「沖」は本郷離れた場所ということか。荒川沖宿が離れているので本郷からまるで沖合にあるように見えた、という趣旨の由来もネットにはある。ただ、地理院地図ではどちらも標高は同程度(22-23m)の地続きで、17mと一段低い乙戸川が南側を流れているものの、間に挟むような感じでも無いので、果たして沖合の島のように見えるのか、という気がするのだが。
そしてこの「乙戸川」というのが「荒川」らしい。いわく、よく氾濫を起こして河川敷が荒れた野になっており、荒川本郷も元は「荒川野」といったらしい。
ひたち野うしく ← 当駅 → 土浦
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下り(水戸方面)ホーム 水戸方
■上り(上野方面)列車
■上り(上野方面)列車(中線進入)
■下り(水戸方面)列車
【メモ】
荒川駅は相対式2面2線に中線を持つ形。上下ホームは3両ほどズレて設置されている。
下り方は直線で撮影しやすい。ホームを入れないなら中望遠は必要。
・備考:中線に入る安中貨物は、本来なら石岡で退避する「ひたち」が17分遅れだったため、たまたまここまで先行したらしい。
上り(上野方面)ホーム 上野方
■下り(水戸方面)列車
【メモ】
駅の上り方は短めの直線から奥はカーブ。これなら10両はちょうど後ろがカーブに残って良さそうなものなのだが、ホーム端の柵がやたら線路際まで張り出し、しかも高い。なので撮影不向き。
・備考:
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