下り1線、上り3線という不思議な2面4線を有する川崎新町駅。特に新鶴見から東京貨物ターミナルへ向かう貨物列車の撮影に適しており、ネタ列車時にはその列車目当ての撮影者が大挙して集まる。
1番(尻手方面)ホーム・尻手方
■東海道貨物線・東京貨物ターミナル方面列車
【メモ】
南武支線尻手方面ホームからの撮影。先述のとおり、川崎新町は上りが3線あり、尻手方面ホームから見えるのは、東海道貨物線・鶴見からくる線路。他2線は尻手からの線路だが、これらは南武支線浜川崎方面ホームに遮られる。
ホーム端は駅出口への通路があるが、ホーム幅いっぱいにあるためあまり視界は良くない。また、錆切った門のような太い架線柱の間を抜けてくるのは、撮る人の感性によって感想が変わるだろう。
・備考:
◆尻手方向
1番(尻手方面)ホーム・浜川崎方
■尻手・鶴見方面列車
■尻手から浜川崎・東京貨物ターミナル方面列車
【メモ】
同じ尻手方面ホームの浜川崎方からの撮影。尻手・鶴見方面の線路は川崎新町駅までは共用で、貨物も支線の列車もすべてこの線路をやってくる。
到着するホームからの撮影で直線、線路の両側には架線柱もあるので、撮れる構図は限られる。
・備考:
◆浜川崎方向
◆尻手方向
2番(浜川崎方面)ホーム・尻手方
■南武支線・浜川崎方面列車
■尻手から東京貨物ターミナル方面列車
■尻手・鶴見方面列車
■尻手方面列車(後追い)
【メモ】
撮影のメインとなるのがここ。この駅は尻手方向から浜川崎・東京貨物ターミナル方向への線路のみ、通過線と待避線とに分かれている。そのため、浜川崎・東京貨物ターミナル方向へ向かう貨物列車は相対式ホームの向かい側からの撮影かのようになる。朝遅めから夕方前までは正面・側面とも順光になる。この条件から武蔵野線からの東京貨物ターミナル行きや、新鶴見でEF65やEF66に交換する東京貨物ターミナル行きなどの撮影地として著名。正午ごろのニーナというだけで20-30人集まる。
余りにも人が集まりすぎる傾向にあるが、ホーム端は階段があってスペースは広くない。貨物通過時はホームに列車が来ないことも有り、ネタ列車時はホームから身を乗り出すような撮影がされることも珍しくない(柵の外側に出るのは当たり前)。
なのでここぞという時は避けるというのも手。
・備考:
◆尻手方向
◆浜川崎方向
2番(浜川崎方面)ホーム・浜川崎方
■尻手・鶴見方面列車
【メモ】
浜川崎方面ホーム・浜川崎方からの撮影。このホームの浜川崎方には倉庫があるが、その裏側に僅かなスペースがあってそこから浜川崎方が見通せる。ただし手前に架線柱があり、引きで1両や2両を撮るのでなければ被らざるをえない。
また、浜川崎・東京貨物ターミナルに向かう貨物列車については、同じホームの尻手方端部が激パになりやすいため、それを嫌がってこちらから撮影する人もちらほらいる。貨物列車はホームに接する線路の奥の通過線を通るため、それでも撮影しやすいのだが、奥がカーブしているために後ろは階段や人やらに隠れがち。
・備考:
◆浜川崎方面
◆尻手方向
上下ホームを結ぶ地下通路は完全な円形で、まるで土管の中を通っているかのよう