都会の喧騒を離れ、渓声が支配するトロッコ保津峡駅。ホームからの編成撮影はイマイチかもしれないけど、跨線橋や吊り橋からの撮影などは唯一無二で、敢えて赴くだけの価値があるかもしれない。こんな場所が京都駅からほど近くにあるというのが、ただただ、すごい。
■ 跨線橋から
■ 吊り橋から
ホーム・トロッコ嵯峨方
■トロッコ嵯峨方向
■トロッコ亀岡方向
【メモ】
トロッコ保津峡駅はみなさんご存じの通り山陰本線・旧保津峡駅を再利用した駅。現在は、かつての相対式2面2線だったホームのうち、線路は旧下り線を使用・ホームは旧上りホームを拡幅して使用、という形になっている。
駅より京都市内側はカーブとなっており、桜の木が生い茂っていることや倉庫があることから視界はイマイチ。
・備考:
ホーム・トロッコ亀岡方
■トロッコ亀岡方向
【メモ】
ホームの亀岡方については、現在は使用されていない部分が柵の向こうに続いている。長大列車による列車ダイヤがあったローカル線の名残ということなのだろうか。こちらも嵯峨野観光鉄道となって以後に植えられたであろう樹木(桜だか欅だか)があるため望遠は効かないが、近いと旧ホームが入る。いや、旧ホームを入れることに価値があるのかもしれない。
・備考:
跨線橋から
■トロッコ嵯峨方向
■トロッコ亀岡方向
【メモ】
かつてホーム間を結んでいた跨線橋。渡った先にはトイレがあるっぽく、現在も普通に立ち入れる。
ここからならちょっと高い視点で列車を見ることができ、悪くはない。
・備考:跨線橋の柵はやたらと低い。
◆トロッコ嵯峨方向
◆トロッコ亀岡方向
吊り橋(鵜飼橋)から
■トロッコ亀岡方向
■JR嵯峨野線
■川下り
【メモ】
この駅は接続する唯一の道路である京都府道50号線とは保津川で隔てられており、両者の間には鵜飼橋という吊り橋が架かっている。
吊り橋だけに解放感はあるが、線路よりも低いところに架かっているのと、線路を囲む木々があるため列車はイマイチ。いちおうJR保津峡駅は見通せる。それよりもやっぱりここからなら保津川下りの舟か。
・備考:保津川下りの舟は、下りきるとトラックに載せて老ノ坂峠を通り上流に運びます。それで元取れるって、結構驚き。
◆トロッコ嵯峨方向
◆トロッコ亀岡方向
↓橋のワイヤーには洪水の跡とおぼしきゴミがひっかかっていた。前年に関西空港連絡協にタンカーが激突したり、渡月橋も強風で破損するなど、関西に未曽有の被害をもたらした2018年の台風21号によるものだろうか?あるいは、嵐山で桂川の氾濫がおきた2013年の台風第18号によるものだろうか?