撮影地メモ:もたて山駅

秘境駅もたて山駅。歩いて行くのはもう一つの途中駅よりわかりやすいですが、ちょっとだけ危険も。300‰の斜度を持つこの駅、途中駅としてはたぶん日本一でしょう。なおホームは一部金網です。怖すぎるんですけど。

ケーブルカーの途中駅で通過される #比叡山鉄道 #比叡山延暦寺 #比叡山 #もたて山駅 #坂本ケーブル #hieizan

■ ホーム ケーブル延暦寺方

■ ホーム ケーブル坂本方


ケーブル坂本 ←(駅間)← ほうらい丘当駅 → ケーブル延暦寺

比叡山鉄道(坂本ケーブル)の撮影地一覧


 

ホーム ケーブル延暦寺方

■降り(ケーブル坂本方面)列車
【メモ】

秘境駅のひとつとして、またレアなケーブルカーの途中駅として名高い、もたて山駅。この近くの山頂が「裳立山」というそうです。由来は調べてもわかりませんでしたが、「裳」は「十二単のひとつ」または「僧が腰から下にまとった衣服」らしいので、きっと後者でしょう(信長の焼き討ち時に女人禁制なのに遊女をはじめとする女性がたくさんいたことはきっと無関係でしょう)。

300‰という急勾配の途中にあるため、ホームも濡れていると滑りそうなほどです。ホームの上側9割は木製で、角材の滑り止めがついています。下側1割は鉄網の、工事現場の足場や乗務員の乗降台として使われているアレで、しかも狭くなっています。立入禁止かと思いきや、ケーブル坂本行きの乗車口は金網上にあるという…

撮影は霰が降ってきたことと金網部分は狭くなっているので、木製部分から行っています。どちらにせよ奥がブラインドで見にくく、雰囲気優先です。

・備考:

↓駅の脇からも橋梁が見えます。ジェットコースターみたい

 

↓ホームの端からはケーブル延暦寺駅が見えます。

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■ホーム ケーブル坂本方

■登り(ケーブル延暦寺方面)列車
【メモ】

逆側からの撮影です。こちら側に駅出入口があります。ホームの先はすぐに橋梁となっています。ホーム横の出入口からも撮れます。ケーブル延暦寺駅が見える距離なので、

この駅はケーブルカー車内でも案内される、紀貫之の墓の最寄り駅であり、出入口には案内が建てられています。

・備考:

 
 

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行き方

もたて山駅は、ほうらい丘駅に比べると行き方はわかりやすいです。ただしうっかりすると生命に関わる度はこちらが上でしょう。

↑地図

地理院地図にも徒歩道として描かれている道を行くだけです。もっとも、地理院地図のようにシンプルな道ではないです。

 

まず、ケーブル延暦寺駅南側(延暦寺とは逆方向)にある橋を渡ります。すると小さな広場があります。ここから、もたて山駅が見えます。かなり下に見えるのでややビビりながら奥に行くと、一本の登山道になります。なおここまでの部分で浜大津や堅田などが良く見えます。

階段状に石が置かれるなど明確に人の手が入っているのが安心ですが、なにせケーブル線の勾配が303‰なので、ほぼずっと下り階段です。しかも道を作るための鉄杭がコケたときどうしようと思わせます(登山する人には当たり前なんでしょうが…)。また尾根筋なので、両側無いとビビります(登山s)。実際、ホームにいる時にトレイルランナーが走ってて「マジか…」と思った次第。

とはいえ、時計をみればものの6分程度で駅入口がある鞍部に至り、少し進めば駅が見えます。

そのまま進めばケーブル坂本駅の目の前にかかる橋に出るらしいですが、トレイルランナーってすごいですね…


↓駅からさらに登山道を進むと紀貫之の墓に行けます。案内もあります。

↓駅入口です。

↓インターホンで呼ばないと停まらないのはほうらい丘駅と同じ。

何かのサイトに「ほうらい丘駅ともたて山駅は対の関係で、片方の車両が駅に停まるともう片方も駅に停まる」とありましたが、時刻表ではもたて山駅がケーブル延暦寺から1分、ほうらい丘駅がケーブル坂本駅から2分なので、違うと思います。

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