撮影地メモ:ほうらい丘駅

ケーブル坂本駅の隣駅、ほうらい丘駅。駅までまともな道が無い、人気の無い駅です。ただ麓から徒歩10分程度で、訪れるのは意外に簡単でした。行き方も載せています。

■ ホーム ケーブル延暦寺方

■ ホーム ケーブル坂本方


ケーブル坂本 ←(駅間)← ほうらい丘 ← 当駅 → ケーブル延暦寺

比叡山鉄道(坂本ケーブル)の撮影地一覧


秘境駅・ケーブルカーの途中駅、しかも通過!レアでしかないほうらい丘駅

 

ホーム ケーブル延暦寺方

■降り(ケーブル坂本方面)列車
【メモ】

ケーブルカーの途中駅であり、駅までの道がないことで有名なほうらい丘駅。駅に歩いていく際、ルートの解りにくさは同じく途中駅のもたて山駅よりも上ですが、危険性はこちらのほうが低いです。

駅のすぐ先にはトンネルがあり、またシダ的な草が線路側へ飛び出しているため、撮影しにくいです。

ホームは傾斜がそれなりにあるものの裾野に近いためかもたて山駅よりはゆるいです。そのためか床面はアスファルト舗装されています。

・備考:

 
 

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ホーム ケーブル坂本方

■登り(ケーブル延暦寺方面)列車
 
【メモ】

ホームのケーブル坂本側は少し開けており、撮影しやすくなっています。ホームの横にある地蔵堂前はほぼ平地で開けており、ローカル駅のロータリーくらいはあります。その先は橋梁で、赤い橋梁を渡ってくる列車が撮影できます。

・備考:

 
 
 

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駅前ほぼ唯一の観光地といっていい、霊窟の石仏・蓬莱丘地蔵尊です。

この後に書いています道沿いのお地蔵さまともども、ケーブル線建設時に出土したお地蔵様を祀ったものだそうです。なんでも信長の比叡山焼き討ち後に霊を弔うために地元民が作ったものだとか。1人1体だとすると、焼き討ちの死者数が教科書通り膨大なものであったと思わされます。

 

提灯には比叡山鉄道の名が入っています。杉木立の下で薄暗い石窟の中の地蔵尊というのはえもしれぬ雰囲気でした。


 


行き方

まずは「南善坊」を目指します。日吉大社の左側に比叡山への入口となる階段があります。「本坂」と呼ばれる坂だそうで、「比叡山 本坂」で調べると地図がいろいろ出てきます。

この階段を2-3分上がると、階段が終わって左から車道が急勾配で上がってきて合流します。ここから南善坊の駐車場らしく、足元に駐車位置の白線が見えます。

 

この坂を2分くらい登ると、途中に築堤と橋梁が見えるポイントがあります。

さらにその先に上がれば南善坊への階段が見えますが、階段を上がらず左の車道へ。林道のようですが、通常は車止めがされているようです。

林道に入って100m行くか行かないかで、林道が右カーブします。

この脇に左前へ進む山道があり、そちらへ行きます。行き過ぎても、左下を見ていればケーブル線トンネルの延暦寺駅側坑口があるので行き過ぎに気づくでしょう。山道の入口にはピンクテープが巻かれた木が脇にあり、以後ピンクテープを目指せば往復できます。

緩やかに山道を進むと、50mほどで妙に平坦な場所にでます。トンネルの上で、ここからほうらい丘駅がけっこう下に見えます。落石防止ワイヤなども見えます。

  ↑ホームから見たところ
トンネルの上に平場が

あとは降りるだけ…なのですが、ここからが曲者で、山道がかなり目立たなくなります。しかも九十九折りのようで、途中で見失いました。

とはいえ足元は土山の斜面なので、ほぼ直線的に駅を目指します。万一滑ってもいいように、近いところにある立木に向かって降りる、を数回繰り返します。

しばらくすると小さなお地蔵様の並ぶ道がありました。本来の道のようです。ここを辿ると、平場と提灯が見えてきました。ここが霊窟の石仏・蓬莱丘地蔵尊です。

提灯まで下りればもう駅前です。

戻りの方がやや難儀で、相変わらず道がわかりにくいうえ、獣道のようで糞が多め。めんどくさがって直登しようとすると、枯葉で滑りやすい斜面でした。とはいえケーブル坂本駅まで15分程度です。

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